今年度は、「京野菜ブランド化事業30周年」を記念して、折々にスペシャル企画を組んでいますが、今回は、1月27日にKBSホールで開催された「京のブランド産品30周年記念イベント」の模様をダイジェストで御紹介します。
第一部の記念式典の模様に加え、第二部のパネル討論の要点をピックアップ。京都が進めたブランド化事業は、なぜ成功したのか。その秘訣を改めて考えるとともに、「京都ならではの強み」をどう活かし、さらなるブランド強化に取り組んでいくのか、生産団体、行政、流通、消費者、それぞれの視点からの意見を取り上げます。
京野菜ブランド化事業30周年を祝い、行われた式典。生産団体をはじめ、行政、流通、料理界等、まさにオール京都で取り組んだことの成果を改めて確認する場となりました。
事業の成功に貢献した生産団体、流通団体、料理界各種団体の計21団体に感謝状の贈呈も行われました。今でこそ「農業の6次産業化」が声高に叫ばれていますが、京都では30年前から、生産・流通・料理の各分野が一体となってブランド事業に取り組み、「6次産業化」を先取り。これもまた、事業成功の大きな推進力となりました。
イベントの第二部では「オンリーワンのブランド化を目指して!」をテーマにパネル討論が行われました。生産団体、行政、流通、消費者それぞれの立場から、パネラーが「京都ならではの強みをどう活かし次なる展開を目指すのか」熱く語り合いました。