JA京都中央「キャベツ」中嶋さん(京都市)
伏見区向島で4代続く中嶋農園。園主の中嶋さんは、8反もの面積でキャベツを作付け。すべてが、とんかつ屋さんや餃子屋さん等、お客さんからの直接注文です。1日500玉近くを出荷しますが業務用とあって、固さや水分量、大きさに至るまで、厳しい注文があり、その要望を満たすよう、工夫を重ねて生産しています。若い時は東京に出て、アパレル業界で仕事をしていた中嶋さん。実家に戻ってまず行ったのは、枝豆の飛び込み営業。その時の経験で「自分の作りたい野菜を生産して売るのではなく、お客さんが欲しい野菜を作らないとビジネスとして成功しない」と確信したそう。今では、JAと相談しながら、新しい品種のキャベツを栽培し、顧客に提案することにも力を入れています。