今回は、京都市下京区にある「鉄板バーグRUN Mっつん」松原店から番組をお届けします。
「生涯走り続ける人生を」との思いから店名をつけたというオーナーの松井さん。勤めていた会社をやめ、偶然働きはじめたハンバーグ店で、その奥深さに開眼!自分で店を出すならどこにもない一皿を創りたいと、豚肉100%のハンバーグづくりに着手。何年も試行錯誤を重ねて辿り着いたのが、京都のブランド豚!腕肉部分を使い、産みだした自慢の味は、いまや多くのリピーター、観光客に愛されています。
ひとつのブランドを産みだし、それを支える努力と苦労は、料理の世界も農業の現場も同じ。今回は、今が旬の「紫ずきん」と京都のブランド豚の生産現場を紹介しながら、ブランドを支える人々の夢と、ものづくりへの情熱に焦点を当てます。
農業の現場で、また料理の世界で「京都ブランド」を支える人達の夢と情熱について語り合う出演陣。
今回の番組の舞台となった「鉄板バーグRUN Mっつん」松原店。(京都市下京区西木屋町通松原上ル 075-203-7306)
看板メニューのハンバーグはもちろん、鉄板を活かして季節の野菜なども焼き上げる松井さん。食材は日々、違っているので焼き加減や味付けの仕方など、毎回が真剣勝負とか。
9月から10月にかけて、食卓を彩る「紫ずきん」。京都府が、お正月の黒豆を改良して作出し、品種登録したのが今から24年前。すでに、京都を代表するブランド京野菜として定着しています。
定年退職後、10年程前から本格的に農業に取り組み始めたという上田さん。1年目は、地域の特産品でもある「そば」を栽培したものの簡単すぎて面白くないと、紫ずきん栽培に転向。農業を通じて地域に貢献したいと、小学校での食農教育や遊休農地を借りて稲作を行うなど、様々な活動を行っています。
せっかくのブランド京野菜なので、ひとつの無駄も出したくないと一鞘ずつ収穫を行うという上田さんの奥さん。手間暇をかけてもいいものだけを市場出荷したいという強い想いが、京野菜ブランドの高い信頼を支えています。
飼育頭数約8千頭と、京都府内でも最も大規模な養豚会社「日吉ファーム」。ここでは、自家繁殖で赤ちゃんの時から180日以上かけてブランド豚を育てています。豚舎毎に担当者を決めているので、少しでも調子の悪い豚がいると、顔色を見ただけでわかるのだそう。
離乳時から出荷まで、生育状況に応じて種類の違う餌を与え、健康でなおかつ、肉質のいい豚を育てています。豚舎内は常に清潔に保たれ、スタッフも1頭ずつにたっぷり愛情を注いでいます。
京都のブランド豚100%のハンバーグ!「鉄板バーグRUN Mっつん」では、お肉のボリュームが選べるほか、ソースやトッピングの種類も豊富!ハンバーグをベースにしたアラカルトメニューなども味わえます。