2015年3月22日(日)放送の内容

今回は、三条会商店街の中に4年前にオープンした飲茶と中国料理のお店「魏飯夷堂」から番組をお届けします。

オーナーシェフの魏さんは、京野菜を使った中国料理で知られる「一之船入」も経営。子供の頃、毎日食べた小龍包の味を再現する店として、新たに「魏飯夷堂」をオープンさせたのだとか。いずれの店舗でもテーマにしているのが「医食同源」。「食べることから心身を健康にしていく」ための料理を日々、提供し続けています。

そのためには食材の「安全安心」は、基本中の基本!ということで、今回は、京都の農産物がいかに「安全安心」にこだわって作られているのかを紹介。これからが旬の「京たけのこ」と「京壬生菜」を使って、番組のためにスペシャルメニューを披露頂きます。

語り合う出演陣

食の安全安心について意見を交わす出演陣。


魏飯夷堂

今回の番組の舞台となった「魏飯夷堂」(京都市中京区三条通堀川西入 075-841-8071)。

魏シェフ

食材を最大限に活かす料理を考えるのが喜びという魏シェフ。今回は10回以上、試作した~という力作も登場!

テーマ食材

今回番組で取り上げた農産物「京たけのこ」と「京壬生菜」。

栗山農園の栗山さん

聖護院かぶなどの産地として知られる亀岡市の篠町で、60年、京たけのこづくりを続けてきた栗山さん。京都市内より5度も平均気温が低い場所にありながら、どこよりも早く「たけのこ」が出る栗山農園の竹林!その秘密とは??

栗山さんの奥さん

たけのこを掘り取ったすぐ後に、お礼のための油粕を入れる栗山さんの奥さん。おいしいたけのこが早く育つ秘密は、どうやら土の扱いにあるようですが...。

町の特産品「京壬生菜栽培」

南丹市日吉町では、平成2年から京壬生菜栽培に力が入れられ今では「町の特産品」として、親しまれています。

京壬生菜栽培をされている船越さん

定年退職後、生涯できる仕事として京壬生菜栽培に取り組んできたという、船越さん。サラダでも食べられる野菜のため、安全安心にはことのほか、気を配っておられるそう。

京壬生菜の小龍包と京たけのこの小龍包

魏シェフ自身、作るのは初めてだったという京壬生菜の小龍包と京たけのこの小龍包。彩りや食感、味のバランスをとるのに苦労をされたとか。

京都・食への誘い

「京たけのこ」直売所

「京たけのこ」のおいしさをよりたくさんの人に届けたいと栗山農園では、3月半ばから4月末頃まで、自宅近くに直売所を開設しています。国道9号線のすぐ近くで、竹林から戻る夕方頃の時間にのぞいてみるのがよいかも。地方発送なども受けておられるので、ぜひ一度、珠玉の味わい、楽しんでみてください!

栗山農園WEBサイト http://kurihan.net/raien.html