祇園祭行事一覧
久世駒形稚児社参
長刀鉾町の稚児が参った13日の午後、巡行後におこなわれる神幸祭、還幸祭で神輿の先導役を務める、久世稚児が「社参の儀」をおこないます。久世稚児は、馬の頭をかたどった神体「駒形」を胸にかけることから、駒形稚児とも呼ばれます。こちらは、八坂神社とゆかり深い綾戸國中神社から選ばれた二人の男児。こちらの稚児も、八坂神社にお参りし、祭の無事を祈ります。
つまり、同じ13日に社参する久世稚児と、長刀鉾の稚児があらわすように、八坂の神にまつわる行事と、八坂の氏子である町内の行事。神と町衆。ふたつの心があわさって、祇園祭ができている。そんな言い方もできるかもしれません。