祇園祭を学ぶ

総論山鉾建て方・巡行・曳き手囃し方粽(ちまき)長刀鉾音頭取り昔の山鉾巡行祇園祭の変遷その他番外・研修旅行

■その他

真木の幣(紙垂)
神前であることを示す目的で幣を立てる場合、より明瞭にわかるように、両側に紙を垂らした。のが「紙垂」である。
【各鉾の真木の幣】
長刀鉾-榊の中心に大きい白幣が一つだけ
函谷鉾-榊の中心に金幣、枝に小型しで多数
鶏 鉾-榊に小しで多数
菊水鉾-天王台下に金幣、榊には小しで多数
月 鉾-榊の中心に白幣、榊には小しで多数
放下鉾-檜扇形の榊に長いしで多数
あばれ観音(南観音山)
宵山(17日)の午後11時30分頃から御本尊の楊柳観音様(女性)を黄色の布でがんぎがらめびして蓮台に縛りつけて神輿のようにかつぎ出し、善財童子を先頭に、掛け声勇ましく町内を三往復してからお山へ移す行事。 ※ 時間は、囃子方が日和神楽から帰った後に行なわれる。(以前は、日和神楽がお旅所へ出かけた留守中に若いひとにより行なわれていた。)
「言い伝え」-いくつか言い伝えられているが、いずれも明日の巡行が無事に行なわれるようにとのことです。又、いつ頃から、どのような由来で始まったのかは、昔からというだけで謎のままです。
北観音山の本尊は男性、南は女性なので、不祥事のないように観音様が荒行をして身を慎まれるのだ。
各地にある縛り信仰の一つである。
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