■音頭取り
- 音頭取り
- 音頭取りは、山や鉾の骨格である胴組を組み立て、縄がらみをほどこすのを主としている「手伝い方」が努めている。巡行中は二人が山や鉾の前面に立ち、扇子とかけ声で山鉾を曳く人に合図をだしたり、辻回しのときには人数を四人に増やして雰囲気を盛り上げるのがその役目である。
- 扇子の使い方による系統
- かけ声の「エ-ンヤ-ラ-ヤ-」の最後の「ヤ-」で扇子を突き出すときに扇子が垂直になっているか、水平になっているかのちがいである。
- ◇「城下の手伝い」(別に[碇]とも呼ぶ、という人もいた。)
垂直につきだす。
※月鉾、放下鉾、岩戸山、北観音山 - ◇「六条の手伝い」(別に[丸二]とも呼ぶ、という人もいた。)
水平につきだす。
※長刀鉾、函谷鉾、菊水鉾、鶏鉾、船鉾、南観音山