2020年5月1日 オンエア
『KYOTOの休日』、今回は京都から足を延ばし、滋賀県大津市へ。日本最大の湖、琵琶湖は飲料水として、また明治以降、琵琶湖疏水が開通すると、琵琶湖と京都を結ぶ水運としても利用されるなど、京都と切っても切れない重要な役割を果たしてきました。その琵琶湖を望む山裾に、天台寺門宗(てんだいじもんしゅう)の総本山、園城寺(おんじょうじ)があります。三井寺(みいでら)の通称で知られていますが、国宝、重要文化財など貴重な寺宝を数多く有する、滋賀県を代表する名刹です。
その境内に、かつての僧房をリノベートした、1日1組限定、1棟貸しの宿坊「和空 三井寺(わくう みいでら)」が開業しました。かつて僧侶たちが暮らした雰囲気を残しながらも、モダンな装備で生まれ変わった快適空間には、日本だけでなく世界中から多くのゲストが訪れています。
また「和空 三井寺」では、国宝の建物内での座禅体験や、山伏の装束を実際に身に着けての修験道体験など、ここでしか出来ない特別な体験が可能です。また夕食も望めば、滋賀を代表する料亭「清元」から出張料理のサービスが。近江牛や今注目されている発酵食など、近江の食をご堪能下さい。
和空 三井寺
https://waqoo-miidera.com/
〒520-0036 滋賀県大津市園城寺町246三井寺内
メール:info@waqoo-miidera.com
日本国内はもちろん世界中から多くの観光客が訪れる京都。特にインバウンドの観光客数は毎年増加の一途を辿っています。
インバウンド需要の高まりに伴い、京都市内の中心部には高級ホテルからゲストハウスまで、あらゆる種類の宿泊施設が誕生。
それらの施設では、外観や内装に伝統的な和の意匠や伝統技術を採り入れるなど、世界に冠たる歴史都市である京都へのリスペクトに満ちた建築が多いのも特徴です。また、提供されるサービスは、有名老舗旅館が建ち並ぶ京都で培われたおもてなしの心がお手本となっています。
京都への観光・宿泊に世界的に関心が高まる中、”洗練された和のラグジュアリー”をテーマとした宿泊施設を中心に、周辺のグルメ・ショッピング・文化財・伝統工芸・歳時を紹介する『KYOTOの休日』。
世界中の観光客を惹きつけてやまない街・京都の魅力を、たっぷりとご堪能ください。