今回の夢追人は、京都府八幡市の上杉篤さん。滋賀県近江八幡市安土町の上田清さんを訪ねました。(リポーター:稲富菜穂/中村葵)
【京都編】
2018年もステキな夢にたくさん出会えますように。
ということで、今年の「初夢追人」をたずねてやって来たのは京都府南部の大農業地域、八幡市。
こちらが夢追人の上杉篤さん。気合の入ったワイルドなルックスですが(失礼...)とっても気さくでやさしいナイスなおにいさんです。
ネギや小松菜を主力にいろいろつくってはります。小松菜めっちゃおいしそう!
「剣道部の先輩が行っていたから」という理由で東京の農大に進学。⇒JAに就職しましたが、もともとは自分が農家になるとは思っていなかったそうです。
「指導するには自分も農業を知っとかな」と親戚の畑を借りて農業をやり始め、「これは儲かるかも...!」と専業農家に。今では、おじいさんの名前にちなんだ「上政農園」の大黒柱です。
チャレンジャーな上杉さんが去年から挑戦しているのが・・・パプリカの栽培!京都ではほとんどつくっている人がいないそうです。自分でつくるまで食べたことなかったそうですが、ピーマンより肉厚で甘い、美味しいパプリカが出来たそうですよ♪
でも、この時期はパプリカの出荷は終わったあと。...残念!
気を取り直して小松菜の袋詰めをお手伝い。
ん?袋に書いてある、こりゃなんじゃ??
なんと、袋についているコードを読み取ると、JAさんのホームページから小松菜のアイデアレシピのページが見られるそうです!しかも上杉さんのお母さんのレシピものっているそう!
というわけで、ハイ!お母さんの小松菜料理、つくっていただきました〜!
胡麻和え、辛子和え、ピーナツ和え!おひたしに、おはぎの逆バージョン(「半殺し」!?)
お母さん考案の「小松菜お好み焼き」。キャベツとはちがう小松菜の風味がほんのりやさしいお味で美味し!
「助かってます。ありがたい」と照れる篤さんに「普段は言われません」と笑う奥様。和気あいあいの上政農園です。ごちそうさまでした!
地域の農家さんとのグループの絆もがっちり。今年はパプリカの生産者も増えて引き続きチャレンジの年です。そんな上杉さんの夢は・・・
「6歳の長男が『農業をしたい』と言っているので、成人になったときに継いでくれるような農業をしていきたいと思います」
【滋賀編】
織田信長である。なにやら安土町に、わしの名前のついたネギがあるそうな。どんなネギじゃ!?探ってまいれ!
信長公の命を受け、中村リポーターがやって来たのは近江八幡市安土町の内野。ありました、ネギ畑♪
殿!これが「安土信長葱」でござる!
つくっているのは安土の夢追人、内野営農組合のネギ担当、上田清さんです。
頭(ず)が高い!いや、、畝(うね)が高い!
「土寄せ」といって、何度も土を「寄せて〜上げて〜」することでネギがしっかりと伸びていくそうです。
この寄せ土に埋まっている部分が、ザ・信長ネギ、ということで、掘りますと...
え〜!こんなに長かったのね〜、どんだけ〜〜!!
しかも薄皮をむくと...美白!!
「より太く、より甘く」をコンセプトに、ゆったりと太陽の光をたっぷりあてて栽培しています。
ちなみに、中村リポーターにはがんばってもらいましたが、、ふだんはマシンで掘り起こして収穫しています
そして、組合のお姉様方が1本1本、手作業できれいに袋詰めしておられます☆
して、そのお味やいかに?
豪快な丸焼きと...
組合のシェフ、山田さんのお料理でいただきます☆
フルーツ並の糖度とシャッキシャキの歯ごたえ。豚肉といっしょにシャブシャブにしちゃった日にはもう・・・美味でござる!!
以前ご紹介したマンゴーや、この安土信長葱など、地域の特産づくりに取り組む内野営農組合の皆さん。東京オリンピックでの食材提供もめざしてがんばっています!
成長のスピードや病気の対策を徹底的に記録して、肝心なのは「健康に育てること」という上田さんの夢は・・・
「健康なネギを育てて、たくさんの人に安土信長葱を食べていただいて、風邪をひかないように健康になっていただきたいと思います」
今月のプレゼント >>たくさんのご応募、ご意見・ご感想ありがとうございます!
※写真はイメージです。
京野菜セットを2名様、安土信長葱4袋入りケースを3名様にプレゼント。
住所・氏名・年齢・番組へのご意見、ご感想をお書き添えの上、ハガキまたはこのHPの「プレゼント応募フォーム」でご応募ください。
〒602-8588 KBS京都「夢追人」プレゼント係
※〆切りは1月20日(土)必着 当選は賞品の発送をもってかえさせていただきます