今回の夢追人は、京都市伏見区の安達祐司さんと滋賀県安土町の安田直己さんを訪ねました。
(リポーター:西上真帆)
【京都編】
京都市伏見区の淀にやってきました。この地域は昔から京野菜をはじめ、農業が盛んな地域です。今回は、そんな淀で頑張っている若手農家さんがいらっしゃるそうです。
早速会いに行ってみましょう!
今回の夢追人安達祐司さん。安達農園の代表を務めています。前職アパレル業界で勤めていた
安達さんは「ものづくりがしたい」と父とともに祖父の農場を受け継ぎました。
現在は、九条ねぎ、なす、トマト、キュウリなどを栽培しています。
「農業を始めたとき、どうしたら周年で農業経営できるか考えました。結果3品目を1年を通して安定供給することが大事だとわかりました。」と安達さん。
九条ねぎの皮むき作業をする安達さん
定植したばかりの九条ねぎのほ場。夏は茄子も栽培されています。
九条ねぎの出荷調整作業をお手伝いする西上リポーター。
安達さんが農業経営で大切にしていることは信用、コミュニケーション力。なかでも信用はすぐにされないので真面目に取り組むことが大切なんだそうです。
改めて安達さんにお話を伺いました。
「信用を得るには、地元スーパーに毎日10個しか卸せないとしても、それを毎日、コツコツと欠かさず365日出荷することです。そうすると、ある日100個の注文が入るんです。」
真面目にコツコツが成功の秘訣だそうです。
安達さんの夢は
「子ども達が大きくなるまで農業を続け、農園を継いでもらうぐらい、立派な経営の農園に
したいです」
【滋賀編】
近江八幡市安土町にやってきました。この地域は古くから養鶏が盛んな地域です。
今回は、こだわりの卵を作ってらっしゃる夢追人さんを訪ねます。早速会いに行ってみましょう!
今回の夢追人安田直己さん。安田養鶏場の2代目です。安田さんは幼少のころから家業を手伝い、高校、大学と専門的に農業と畜産を学びました。大学卒業後は安田養鶏場に就職し、2018年の
法人化のタイミングで事業継承をしました。今は代表として養鶏場を経営しています。
安田さんこだわりの卵「さくらたまご」。さくらたまごは日本独自の卵で、日本でしか手に入らないそうです。96%を海外から輸入した外国産鶏に頼る中で、純国産鶏さくらが産んだ卵はとても希少価値が高いものなんだそうです。
安田さんに養鶏場を案内していただきます。防疫服に着替え、消毒をしてお邪魔します。
ウインドレス鶏舎。ウインドレス鶏舎のメリットは鳥に起因する疾病を予防しやすいことだそうです。
鶏舎で生まれた卵はベルトコンベアを使って採卵場へ。運ばれてきた卵の品質や割れなどをチェックし、問題なければ洗卵、パッケージ工程へ。
安田さんのこだわりは、自家配合したエサ。およそ20種類の飼料を配合するそうです。
こちらがこだわりのさくらたまご。おいしそう~
そんな安田さんの夢とは、、、。
「僕の夢はこだわり卵で人を笑顔にすること。そんな卵を作り続けたい。」と安田さん。
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