今回の夢追人は、京都市山科区の西川和馬さんと滋賀県彦根市の𠮷田惠治さんを訪ねました。
(リポーター:稲富菜穂、西上真帆)

【京都編】

京都市山科区勧修寺にやってきました。見てください、この景色!ここ山科にも、日本の昔ながらの景色が残っています。

西川和馬さん

今回の夢追人、西川和馬さん25歳。就農一年目の若手ファーマーです。
子どものころからプロ野球選手になるのが夢で、小学校から大学まで野球に明け暮れました。
大学の先輩や同級生にはプロ野球選手も。大学卒業後は、地元京都に戻り就職しましたが父の病気を機に会社を辞め、家業の農家を継ぎました。

西川和馬さん

西川和馬さん

西川和馬さん

西川さんは少量多品種栽培で、今は夏野菜のなす、いんげんまめ、ジャンボピーマンなどを栽培されています。

西川和馬さん

西川さんの野菜は地元スーパーで直売されているそうです。「僕が子供のころは、おじいさんが振り売りをしていたのですが、今は地元スーパーで直売しています」と西川さん。

西川和馬さん

収穫作業を手伝う稲富リポーター。

西川和馬さん

お父さんは野菜作りの名人。まだまだお父さんにはかなわないそうです。

西川和馬さん

西川家で昔から食べているなす料理をいただきました!おいしー。

西川和馬さん

「キュウリを栽培出来たら他の野菜も作れる」と話すお父さん。

西川和馬さん

改めて西川さんにお話を伺いました。
口コミで「西川さんところの野菜はおいしい」と広めていただいているお客さんもいます。
また「西川さんの野菜をかわしてもらいってる」というお客さんも。おいしい野菜をつくれば、いい人間関係ができるんだと実感しました。もっともっといい野菜を作りたいです。

西川和馬さん

西川さんの夢は
「父の作った野菜を超えるおいしい野菜つくることです」

【滋賀編】

𠮷田惠治さん

滋賀県彦根市にやってきました。彦根の旬の果物を作っていらっしゃる夢追人さんを訪ねます。

𠮷田惠治さん

彦根の特産品の「彦根梨」。小っちゃくてかわいー。収穫時期は8月中旬ごろだそうです。

𠮷田惠治さん

今回の夢追人、𠮷田惠治さん48歳。幼いころから運動が大好きで、高校時代は自転車に明け暮れました。高校卒業後はプロを目指し、念願の競輪選手に。10年間の競技生活を終え、農家に転身しました。現在は特産品の特産の「彦根梨」を栽培されています。

𠮷田惠治さん

彦根梨の特長を𠮷田さんにお聞きしました。「梨は、収穫してから追熟しないので、木の上でどこまで熟せるかが美味しさの秘訣なんです。彦根梨は「樹上完熟」といって、木の上で完熟させて収穫するので、果汁たっぷりで甘みが強く、ほどよいシャリシャリ感になるのが特長です。」

𠮷田惠治さん

「完熟させてから収穫・出荷し、市場に出回らないのでお客様から「まぼろしの梨」と呼ばれています。ありがたいことに、毎年たくさんの人が買い求めてくださいます。直場所に並んでも、すぐに売り切れるほどの人気なんですよ。」と𠮷田さん。

𠮷田惠治さん

𠮷田さんの農園は環境を考えた草生栽培。できる限り減農薬で栽培されています。

𠮷田惠治さん

競輪学校時代の𠮷田さん。(赤ユニフォーム)

𠮷田惠治さん

「就農して間もないころ、天候などの影響で樹勢が弱り、梨の木を枯らせてしまいました。落ち込んでいた時「枯れたのはしょうがない。次の新しい品種を植えよう!」と声を掛けてくれる梨組合の方たちがいました。うれしかったですね。」と𠮷田さん。

𠮷田惠治さん

𠮷田さんの夢は
「僕が作った彦根梨でみんなを笑顔にしたいです」

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