今回の夢追人は、京野菜世界ブランド化プロジェクトのスペイン編をご紹介します。(リポーター:清老寛子)

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京野菜を世界ブランドに-を合言葉に2013年にスタートした海外での京野菜を使った晩餐会。7回目の舞台はスペイン・マドリードです。

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ヨーロッパの大国の一つにして、かつてコロンブスが活躍した大航海時代には世界中に領土を広げ、「太陽の沈まぬ国」とうたわれたスペイン。

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ヨーロッパでも有数の農業大国であり、農産物、海産物といった食材にも恵まれた国とあって、おなじみのパエリアをはじめ、スペイン料理だけでなく様々な食文化を楽しむ「食の大国」でもあります。

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海外に出向くと、必ず現地のマーケットや農場を視察してまわる中川会長。
準備のために何度もスペインに足を運んだ会長が、本番を前に向かったのはマドリード郊外にあるアルカサルさんの農園。役所勤めから農家に転身し、イチゴやメロン、トマトなどをつくっています。

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農業を楽しんでいるというアルカサルさんの姿に中川会長は日本の農家も学ぶべき点があると感心します。アルカサルさんの農園でとれた野菜をたっぷり使ったパエリアをごちそうになりました。

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次から次へとやってくるマスコミに京野菜の魅力を熱く語って聞かせる中川会長。
食欲だけでなく、知的好奇心もくすぐる京野菜。その魅力を存分に味わってもらう晩餐会。
いやがおうにも期待が高まります...!

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初回のフランスから7年連続で本物の日本料理を提供するのは、京料理の老舗、美濃吉本店竹茂楼の調理総支配人・佐竹洋治さんです。今回はスペインとアゼルバイジャンの大使公邸料理人をつとめる2人も助っ人として参加。強力メンバーが顔をそろえました。

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今年の会場は、美しい庭園で知られているマドリード郊外のデ・ラ・キンタ・デル・パルド宮殿。現在は国が管理し、国賓などが訪れた際のレセプションなどで使用される格式の高い建物です。

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晩餐会の参加者はスペインの政府関係者をはじめ、レストランや流通、メディアの関係者、 そして京都の生産者などおよそ300人。いよいよ開幕です。

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スペインと日本の食材をコラボさせた一皿。スペイン産のトマトでとった出汁と昆布と鰹の出汁を組み合わせ、スペイン産の魚介類と京野菜が響きあい、高い評価を受けました。

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日本の食材の魅力を世界の人に知ってもらいたいという会長の思いが込められた晩餐会は今年も大成功!

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日本の農家に自信を与え、世界に魅力を発信することができるのがこの晩餐会だという中川会長。 佐竹さんのようないいシェフを連れて、もっと世界を回りたいと笑顔で語りました。



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※写真はイメージです。

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