今回の夢追人は、京都府京丹波町の鈴木兄弟(敬悟、創土)と滋賀県竜王町の堀井仙太郎さんを訪ねました。(リポーター:稲富菜穂、西上真帆)

【京都編】

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京都府船井郡京丹波町にやってきました!
今回は京丹波開拓の歴史の中で伝統的に育まれてきた産業に取り組まれているご兄弟を訪ねます。

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鈴木敬悟さん、創土さん、ともに24歳。
祖父の代から続く鈴木牧場に次男三男として生まれた二人は忙しい。両親に代わって兄、姉とともに家事を担っていました。小学生のころには一家の食事係をこなしていたといいます。現在は敬悟さん、創土さん、父の3人で牧場を営んでおられます。

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兄弟で分業して作業をされています。敬悟さんが担当するのは主に配合飼料やフリーストール牛舎、創土さんが担当しているが主に搾乳やパーラーでの作業とのこと。

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重機を使い飼料をつくる敬悟さん。WCS(稲発酵粗飼料)をベースに独自の飼料をつくるのだとか。美味しそうにたべる牛さんたち。

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敬悟さんを見ると牛さんの雰囲気がちょっと変わったような気がします。懐いているんですね~牛飼いは牛への愛情が基本だそうです。

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牛さんの首についているのはFarmnote(ファームノート)。IOTにより牧場内の牛を管理できるそうで、作業の省力化を図るために2019年に導入されました。牛の行動や動作がアプリでわかるそうです。

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子牛にえさをあげる稲富リポーター。かわいい~

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「搾乳は消費者の口に最も近い作業だから、品質のチェックと衛生管理を徹底し、慎重に作業している」と創土さん。こうした努力をみると安心して牛乳が飲めます。

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大切な飲み水の水槽清掃など、早朝から夜遅くまで二人の作業はまだまだ続きます。

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休憩中のお二人にインタビュー。「酪農は正直きつい仕事。しかし命を預かる仕事なので手を抜くことはできません。牛舎に牛がいなくなるその時まで牛がリラックスできる環境を作ることが僕らの使命だと思っています。

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鈴木敬悟さん、創土さんの夢は...
「酪農を通してこの地域の食を支えたいと思っています。」(敬悟さん)
「命の学びがあるこの環境を下の世代にも伝えていきたいです。」(創土さん)

【滋賀編】

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滋賀県蒲生郡竜王町にやってきました。
このあたりは琵琶湖の水を利用しての果樹栽培が盛んな地域です。今日の夢追人さんはあちらのハウスに。早速行ってみましょう!

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今回の夢追人・堀井仙太郎さんは代々続く農家の5代目です。長男は家を継ぎ農地を守るものと、当たり前に農家を継ぎました。当時この地域には6月に収穫できる果樹がなかったので6月にさくらんぼができると聞き栽培を即決。さくらんぼ狩りができればここには1年じゅうお客さんが来てくれるはず!と。現在はシーズンともなれば県外からもたくさんのお客さんが殺到する人気の果樹園となりました。

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当時、山形でしかできないと言われていたさくらんぼ。ブドウや梨を勧められたけど、人と同じものを作るのは嫌だったし、なるかならないか賭けみたいなものだったと仙太郎さん。

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見てください!甘くておいしそう!いまや70アールもの圃場に品種は11種類あるそうです。
さくらんぼ狩りをしやすいよう低木仕立て。

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きれいですね!そしておいしそう!ちょっと食べてもいいですかと西上リポーター。甘い!爽やか!

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贅沢に食べ比べをさせていただきました~

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長女の直美さん。仙太郎さんと一緒にさくらんぼ園を営んでいます。仙太郎さんがさくらんぼ園をやると初めて聞いたときは本当に驚いたそうです。

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真剣な表情で作業する仙太郎さん。「さくらんぼは手間をかければかけるほどいいものが出来る!」と仙太郎さん。反対に手を抜くと必ず品質が悪くなるそうです。

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「ハウスの屋根貼りやしんどい作業は多いけど、さくらんぼ園にきてくれた子どもたちの美味しい~のひと言を聞くとほんとにうれしい。」と仙太郎さん。

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今年も出来た自慢のさくらんぼ!近くの直売所で販売されているそうです。

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堀井仙太郎さんの夢は...
「さくらんぼ園を続けてこれたのも家族のおかげ。兄弟や子ども、孫が手伝ってくれる
から続けてこられた。家族の絆を感じる、それが本当にうれしい。これからもお客さんの笑顔と絆を大切にして続けていくことが僕の夢です。」(堀井さん)


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