今回の夢追人は京都市の大島正次さん。滋賀県近江八幡市の松村務さんを訪ねました。(リポーター:橘ゆい / 河邑ミク)

京都編

やって来たのは京都JA会館。

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京都で5人しかいないという「産地育成推進指導員」の会議が開かれるということで、ちょっとようすをのぞいてみました。

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「産地育成推進指導員」は、丹後、中丹、南丹、京都・乙訓、山城の5つのブロックをそれぞれ一人ずつが担当。主な仕事は、産地を育て、農家を育成することです。

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こちらは今回の夢追人、京都・乙訓担当の産地育成推進指導員、大島正次(おおしままさつぐ)さん。JA京都中央の常務を退任して、この4月に就任したばかりの新米指導員です。農家さんと共に「産地」を作っていくため何をやっていこうか、夜も寝られないぐらい考えるそうです。

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会議を終えた大島さんは、担当する京北地区の水菜の栽培農家へ。 育ち具合などをチェックします。大島さんいわく、「やっぱり現場を見させていただくのが一番大事。勉強になります。」

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もう一つの仕事は、ブランド京野菜が規定通りに生産されているかどうかをチェックする「京都こだわり生産認証検査員」のお仕事。検査をパスした野菜だけが、ブランドマークのシールを付けることが許されます。安心安全な野菜を消費者の元に届けるために厳しくチェック!

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長くJAの職員をしていた大島さん。
定年後は、ゆっくりと過ごしたいという気持ちもあったそうですが、周囲の熱い要望もあり、産地育成推進指導員の道へ。「自分に出来るだろうか...」と、迷いもあったが 「やるしかない!」と決心したそうです。
これからは「農家と直接、対話していくのが楽しみ」という大島さんの夢は・・・
「自分がいてるエリアの方が儲けていただいたら一番うれしい。 そのための手助けがしたい。 農家が儲からないと、高齢化だけと違って辞めていかはるのでね。」





滋賀編

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麦の穂がすくすくと育つ、近江八幡市の浅小井町にやってきました~

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が、今回お訪ねするのは、麦ではなくトマト農家。
浅小井(あさごい)農園の「朝恋(あさごい)」トマト!

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2棟で約8000平米の広~いハウス。天井も高~い!

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トマトを真っすぐ上に引っ張り上げて育てることで、太陽の光をたくさん当てるこの方式。
オランダの最先端技術を取り入れたそうです。
他にも、二重カーテンやミストシャワーなどでトマトに快適な湿度や温度をコントロール。

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ハウス内の環境はコンピューター制御!

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この工具棚といい...ホントに農家さん!??

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と思ったら、こちらの農園の社長さん、以前は役所で建築や都市計画行政などを担当していたバリバリの"技術屋さん"だそうです。

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移動用のレールも自作!作業が楽チン!

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ちなみに...高い所用の作業車もちゃんとあります。

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房ごと収穫・出荷出来る"カンパリ"朝恋トマトはとってもジュ~シ~!

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「やりたいことをやろう」と、8年前に公務員から転身。
技術屋の発想とノウハウ、美味しいトマトを消費者に届けたい!というこだわりが、見事「朝恋トマト」に結実しました。


追記...!
放送後、「朝恋トマト」はどこで買えるの?というお問い合わせを多数いただきました。
浅小井農園さんで直売・通販されているほか、JAグリーン近江ファーマーズマーケットきてか〜な、道の駅 竜王かかみの里 などでも販売されているそうです。

滋賀編

「トマトにも、従業員にも快適な環境を作り上げている松村社長。
そんな松村さんの夢は・・・
「私を見てもらって若い人たちが、農業って面白いんやな、私もやろうかな、という人がどんどん出てくれたらうれしいかな、と思っています」



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