今回の夢追人は京都府綾部市の西山和人さん・秀人さんご兄弟。滋賀県の栗東有機栽培グループの皆さんを訪ねました。（リポーター：稲富菜穂）

京都編

やって来たのは綾部市にある丹波西山さんの田んぼ。
高校時代の体育の短パンで気合十分☆の稲富レポーター。
レッツ田植え！

「教えて下さるのは、西山和人社長。
「僕も手で植えたことはほとんど無いんです・・」「まじすか・・」
そりゃそうです。会社の田んぼは、およそ２０ヘクタール！
ふだんは機械で植えてます。

植えるのは京都限定の酒造用原料米「京の輝き」。
西山さんの田んぼは６割が酒米。
京都・伏見の酒蔵、招徳酒造さんの契約栽培です。

腰にくる・・・けど、笑顔で愛情注入♡
すくすく育って、おいしいお酒になりますように。

西山ブラザーズにお話をうかがいました。
右が兄・和人さん。左は弟の秀人さん。

秀人さんは小さい頃から農家になりたかったそうですが、お兄ちゃんは子どもの頃は農業が大嫌いだったそうです。
お父さんが「好きなことをやればいい」と言ってくれたこともあり、教育大を出て教師を目指していましたが・・・26歳のときにお父さんが病気で他界。
「誰かがつながないと途切れてしまう」と、農家を継ぐ決意を固めました。
そんなお兄ちゃんを秀人さんも最初は「大丈夫なんかなあ...」と思っていましたが、やがて自分も就農。兄弟力を合わせて農場の規模を拡大し、去年は西山さんのお米でつくったお酒が京都府トップの知事賞を受賞しました。

この道を選んで後悔はない、という和人さんの夢は・・・
「自分たちの作るお米、家族に食べさせたいものを、全てのお客様にお届けするのがボクの夢です」秀人さんの夢は「子どもの将来なりたい職業に農業っていう言葉が出てくるのがボクの夢です」

滋賀編

栗東有機栽培グループをお訪ねしました〜

このグループは出身も年代も経歴もバラバラ！なメンバーの集まり。
まん中の4代目会長・藤田真吾さんは空手の指導と警備員の仕事をしていましたが、師範との出会いから環境や食糧問題について考えるようになり、農業の世界に飛び込みました。
「他のメンバーは？」とたずねると「クセが強いですよ（笑）」と高寺さん。

その、クセの強いメンバーの皆さんにお集まりいただき、グループ自慢の小松菜をふるまっていただきました。
まずは"イベント・企画担当"高寺さんお手製の小松菜スムージーでカンパイ！

いけます！
苦みもなくフレッシュ！！

続いて小松菜ギョーザ☆

考案者はグループの"料理担当"深尾さん。日々、小松菜レシピを考えている元・プログラマー農家さん。

小松菜たっぷりで食感もグー。イイネ！

個性豊かな面々がグループを盛り上げ、ベテランと若手の関係もイイ感じ。
皆さん「農業が好き」という気持ちでまとまってがんばっています。

藤田さんの夢は・・・
「元気のある農業。農業だけでなく社会全体にアプローチをかけられて、皆で幸せを作っていけるような農業をやりたいです」

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※写真はイメージです。

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