今回の夢追人は、京都府亀岡市の小島敬久さん。滋賀県近江八幡市の内野営農組合・仙波謙三さんを訪ねました。(リポーター:稲富菜穂)
京都編
今回の夢追人、小島さんのビニールハウスは去年10月に建ったばかり。
超キレイ!!土足禁止です!
つくっているのはフリルレタス。
土を使わない「水耕栽培」です。
大学〜海外の大学院まで進んで農業の研究をしていた小島さん。
そのまま研究者になる選択肢もありましたが、「研究よりも実践」と、農家の道を選びました。亀岡の水耕栽培の第一人者、長澤師匠のもとで1年修業して独立。研究で培った知識と師匠から学んだ経営のノウハウを生かして、儲かる農業・実践中。
そんな小島さんには、師匠のほかにも頼もしいサポーターが。
「後見人」の浅野さんご夫妻です。トマト魂!!
作業の手助けだけでなく、ハウスの土地や作業場を間借りしたりと、しっかり面倒を見てもらっています。出荷作業中はもっぱらクイズタイム!
【問題】図の六角形に直線を1本引いて三角形を2つ作りなさい
稲富リポーター、考え中につき、ロケは一時中断...!!?
レタスのことは何でも答えられるけど、ファッションやスイーツなんかにはとんと疎い...。
ナイスキャラです!小島さん。
師匠や先輩たちにも支えられ、一人前の農家として、すくすくと育っています!
「これからは食。それも作る方」という小島さんの夢は・・・
「農家がどんどん減っていく中で、こういった(水耕栽培)システムの農業を見て、こんなに儲かるのかとか、こんな感じで出来るなら自分もやってみようかな、という方が一人でも出てきて、それが農業全体の活性化につながればいいかな、と思います」
滋賀編
滋賀でトロピカル☆なロケって・・・ホンマかいな??
と思ったら、、こっ、これは・・・
マンゴー!!☆
というわけで、今回は安土町で「びわマンゴー」をつくっている内野営農組合さんのマンゴーハウスにお邪魔しました〜
うちのマンゴー栽培も今年で早や6年目ケロ〜
滋賀でマンゴーが出来るなんてびっくり!と思ったら組合員の皆さんも最初はびっくりだったそうです。今では皆さん「びわマンゴー」の大ファン!
この品種は食べ頃になると自分から落ちてくるので、一つ一つネットをかけて受け止めます。あと1週間ほどで完熟...!
あと1週間・・・!?
ふんぬーー!落ちんかーーーい!!
...気合では落とせませんでしたが、冷凍マンゴーとミニマンゴーをいただきました☆
ぅ甘いっ☆
でも完熟の採れたては、こんなもんじゃない。まだまだ甘くなる!
と、おっしゃるのは代表理事で組合長の仙波謙三さん。
内野の地域農業を引っ張るリーダーです。
その仙波さんがマンゴーづくりで取り組んでいるのが、
データ!
収穫時期や量、どの木にどんな実がなって、どこに出荷したかなどの記録もしっかり残して分析。もともと半導体の仕事をしていたこともあり、データには強いそうですが、「そりゃ面倒ですよ」。でも、これが安全で安心なマンゴーづくりにつながっているんです。
目標はGAPの国際認証をとって2020年のオリンピックで選手に内野の作物を提供すること。
「自信はあります」と言い切る仙波さんの夢は・・・
「残された人生で地域に恩返しをしたい。地域の人に喜んでもらえたら。マンゴーの仕事をしながらそこでいろんな話をしてもらえて、そういう場があって生きがいを感じてもらえたら、私の夢がかなった時かな」
今月のプレゼント >>たくさんのご応募、ご意見・ご感想ありがとうございます!
※写真はイメージです。
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〒602-8588 KBS京都「夢追人」プレゼント係
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