2016年10月の番組内容

今回の夢追人は、京都府相楽郡和束町の村田良光さん。滋賀県蒲生郡日野町の里路久光さんを訪ねました。（リポーター：稲富菜穂）

京都編

宇治茶の生産量の約半分を生産しているという和束町にやって来ました。
山肌まで一面のお茶畑、空まで続いてますよ〜！！

今回の夢追人、村田良光さん。
お抹茶の原料の碾茶（てんちゃ）をつくる杣ノ谷碾茶工場の代表です。

「張りきってお茶摘みまっせ〜！！」気合十分の稲富リポーターですが、この日はあいにくのお天気で茶摘み作業は無し。残念！

というわけで、工場を見せていただきました。
このレンガ造りの一画で、蒸した茶葉を乾燥させるのですが・・・

ハイ、出ました90℃！壁に近づくだけで汗が...サウナ状態！！

乾燥させた茶葉は、葉と茎に選別。葉を細かく砕いて碾茶の出来上がりです。
このキレイな緑色、香りだけでなく色も癒されますね〜♪

ちなみに茎の方は「骨」と呼びます。

工場の暑さで喉がカラカラになったところで、専務の森川さんが自慢のお茶を点てて下さいました。村田さんは現場、森川さんが事務、と二人三脚で会社を盛り立てています。
甘くて香りのよいお茶をいただいた後は、、、競馬大好き！な森川さんと稲富リポーター、G1話でしばし激論（笑）

抹茶ブームですが、急須で飲むお茶が家庭で復活して欲しい、と話す村田さんの夢は・・・
「会社設立など、お世話になった方、ボクを助けてくれた方がいっぱいおるんで、一生懸命がんばって、おいしいお茶をつくって皆さんに恩返しをしたい」

滋賀編

戦国武将・蒲生氏郷ゆかりの地、蒲生郡は日野町でございます〜

こちらは『ひのでファーム』の里路さん。

「日の出」と「日野で」をかけましたね...！ざぶとん3枚！

36歳で農家2年目の里路さん。一昨年までは中学校の数学教師でした。
安定した公務員を辞めて「やったらやっただけ結果が返ってくる」農業に転職。

講師だった奥さんの由香さんとは職場結婚。由香さんのご実家が農家で、手伝いを通して農業の楽しさに触れたことも転職のきっかけになりましたが、手伝いではなく自分の農場を、と「ひのでファーム」を立ち上げた里路さん。収入はガク―っと減ったそうですが、「やりたいことをしてくれはるのが一番」と奥さん、いい笑顔です！