今回の夢追人は、京都府京丹波町の杉山牧さん。滋賀県草津市の青地吉継さんを訪ねました。(リポーター:中村葵 / 稲富菜穂)
京都編
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京丹波町の杉山牧場にやって来ました〜。
入植して三代続くこちらの牧場では・・
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およそ120頭の牛を飼育して、おいしいミルクをしぼっています。
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牛舎を担当するのは長男の裕亮さん。
毎日たくさんの牛のミルクをしぼるのはたいへんですね〜
と、思ったら・・
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なんと、こちらの牧場には"自動搾乳システム"というものがあって、機械が自動でミルクをしぼってくれるんですよ。
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牛が自分で機械のところに入って来ると、光学カメラで乳頭の位置を認知して、ロボットアームでカップを装着。乳頭をきれいに洗浄して自動でミルクをしぼるんです!スゴイ!
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ちなみに、こちらの黄色いブラシは・・・
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牛が体をあてると、自動で背中をブラッシングしてくれるんですよ。
気持ちよさそう〜♪
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牛舎のすぐそばにある「ミルクファームすぎやま」のチーズ工房では・・
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しぼりたてのミルクでチーズをつくっています。
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チーズ工房の担当は4人兄妹の2番目。長女の牧さん。
出来たてのモッツァレラチーズをふるまっていただきました〜♪
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イタリアで食べた本場のモッツァレラチーズの美味しさに衝撃を受けた牧さん。「モッツァレラを極めたい!」と、北海道での10年の修行を経て、実家の工房で自分の味を追求しています。
まずはモッツァレラの王道、カプレーゼで。
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続いては、わさび醤油deモッツァレラ...!
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おいしーーーんです!!
ミルクの風味も、モチモチした食感もバツグン!!
「新鮮なものを味わってほしい」という牧さんのモッツァレラ。一人で手作りしているので、今は1日限定約60個をレストランやホテルに出荷しているそうです。
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おいしい牛乳とチーズをつくる杉山家のご兄妹。ふだんはあまり話をすることはないそうですが、せっかくなので、ハイ、チーズ ☆
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「将来は新鮮なモッツァレラを味わってもらえるカフェも開きたい」という杉山さんの夢は・・・
「モッツァレラを極めて、日本のモッツァレラといえばミルクファームすぎやまや、と言われるぐらいのものづくりをしたい。モッツァレラがご家庭の食卓にのぼる回数が1回でも増えたらうれしい。日本のチーズの伝統はまだまだ短く、今、歴史を築いている最中なんで、これがもっともっと続いてチーズの消費が増えていけばうれしいですね」
滋賀編
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「ねずみ大根」という名の伝統野菜があるときいて草津にやってきた稲富レポーター。
ねずみ大根...??・・・こんなんか??
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抜いてみました。
思ってたのとちがうぞ。
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ねずみのお尻と尻尾に似ているから「ねずみ大根」やったのね。
納得でチュー。
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ねずみ大根は古くから草津に伝わるもので、白い部分が20〜30センチと短く、先っちょがネズミの尻尾のようにチョロチョロっと伸びているのが特徴。
かつては、特に北山田地域で多く栽培され、「山田ねずみ大根」として近江の伝統野菜にも指定されています。
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青地吉継さんの畑では、お父さんの時からふつうに栽培していたそうですが、種播きと収穫の時期がシビアで「す」が入りやすく、つくるのが難しいことなどから栽培量は減ってしまったそうです。
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なんといっても漬け物が美味しい!ということで、稲富レポーターもお手伝い。
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糠と柿の皮を乾かしたものとを入れて完成!
でも、もちろんすぐには食べられません。。
しかも吉継さんの家には、去年漬けたものはもう残っていないそう。残念!!
ということで・・・
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お仲間に声をかけていただき、残っていたお漬物と、ぜいたく煮を用意していただきました!
この辺りでは、お漬物といえば、ねずみ大根のたくわん!
「こんこん」と呼ぶそうですよ。
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集まっていただいたのは「こんこん」を愛する仲間の集まり。その名も「こんこん会」の皆さん。
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「こんこん」と「ぜいたく煮」。そして吉継さんの奥さんがにぎってくださったおむすび。
ありがたくいただきます。
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うまいですぅ〜〜!
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最近はお漬物の消費が減ってきて、昔ほどたくわんも食べられなくなったと言いますが、やっぱりお漬物と白ごはんって最強のタッグですね!!
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伝統野菜を守る「こんこん会」の皆さんとJA草津市の古川さん。
今年も来年も、ずーーっとおいしい「こんこん」が出来ますように。
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地域の小学校で、ボランティアで「こんこん」づくりの指導をしたり、ひょうたんを作ったり俳句を詠んだり・・定年退職しても大忙しの青地吉継さんの夢は・・・「山田ねずみ大根が私の代で絶えることなく、将来に伝えていけたら最高。それが夢ですわ」
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※写真はイメージです。
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