今回の夢追人は、京都府京丹後市の松本貴行さん、千登勢さん。滋賀県草津市の小寺昌弘さんを訪ねました。（リポーター：稲富菜穂）
京都編
荒波がしぶきを上げる冬の日本海！京丹後市網野町にやって来ました。
今回は海辺ならではの農業。テーマは・・
砂。 すな、です。
京丹後市網野町で農家を営む松本さんご夫妻。
こちらはユリのビニールハウス。砂地で栽培しています。
残念ながら1月初旬ですべて出荷済み。
様々な種類の"オリエンタル・ユリ"を育てて、年の瀬から年始頃にかけて出荷するそうです。
続いて見せていただいたのは、砂の畑。・・・広い！！
ここでは白ネギや里芋、砂丘甘藷（かんしょ）などをつくっているそうです。
が、こちらも収穫が済んで今は一面の砂、砂、すな。
「イモもないんかい...！」
稲富リポーターをなだめるべく、ご自宅へ。
貯蔵してある出荷待ちの砂丘甘藷を見せていただきました。
細かなヒゲ（根）はバーナーで焼いて脱毛！
砂丘甘藷、すべっすべ。
砂地でつくるから肌（表面）がツルツルになるんでしょうか。
私たちもツルツルよ〜
お味はいかに。
しっかりお手伝いもしてくれるという、中1の息子さんも大好きな大学イモをつくっていただきました。
いただきかんしょ。・・・うまい！甘い！
...甘いといえば、ご主人の貴行さんは、農協の窓口で千登勢さんを見初めて、猛烈アタックの末、お嫁さんにしたそうですよ♡
おイモと甘いエピソード、ごちそうサマです♪
つくるだけでなく、売ることも農業の楽しみの一つ、という貴行さんの夢は・・・
「たわわさん（たわわ朝霧）で販売のお世話になっているんですけど、これからもいろんなものをたくさん出荷していきたいですし、収益が増えることによって、家族で旅行に行ってみたいです」
直売所で「松本さんの○○」と名前をおぼえてもらえるのがうれしい、という千登勢さんの夢は・・・
「私たちには息子がいるんですけど、それぞれ皆、健康で、息子が大きくなっても三人で農業を続けて幸せにやっていけたらいいな、と思います」
滋賀編
こちらは草津市のケーキ屋さん、「フラブール」さん。
ショーウィンドウにずらりと並ぶケーキの中に...
「下笠いちご」の名前を発見！
こちらも人気のケーキ屋さん、「アキヤマ」のオーナーシェフも「下笠いちご」に太鼓判！
草津のケーキ職人さんが太鼓判を押す「下笠いちご」をつくっているのが・・
こちら、下笠いちご園の小寺昌弘さんです。
2棟合わせて約1100平米の広〜いハウスで...
4種類のイチゴをつくってはります。
イチゴって、、種類がちがうと見た目もこんなに違うんや〜
こちらは「桃」に「薫（かおる）」と書いて「桃薫（とうくん）」という品種。
色はほんのりピンク色。これでしっかり食べ頃です
桃の香りがする...！
・・・・・・
桃の味がする...！！！
5年前にイチゴ園を始めたとき、「自分が食べてみたかった」からつくり始めたそうです。
ご家族、JAさんに見守られながら、ほとんど一人でイチゴづくりにはげむ小寺さん。
有機肥料のブレンドにこだわり、それぞれのイチゴ本来の特色を引き出すのが小寺流。
口数は少ないですが、イチゴの味がその実力を語っています...！
稲富リポーターも太鼓判。ポン！
「イチゴ嫌いな子どもが、おいしいと言って食べる」なんて言ってもらえるのがうれしい、という小寺さんの夢は・・・「イチゴにのせて、滋賀県草津市下笠町の名を全国に広めていきたいです。いい農産物をつくる地域を全国の皆さんに認知していただきたいです」
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※写真はイメージです。
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〒602-8588 KBS京都「夢追人」プレゼント係
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