今回の夢追人は、京野菜世界ブランド化プロジェクト、バチカン編をご紹介します。(リポーター:清老寛子)
京野菜を世界ブランドに―を合言葉に2013年にスタートした海外での京野菜を使った晩餐会。6回目の舞台はバチカンです!
イタリアの首都ローマの中にある"世界最小の独立国家"バチカンは、人口およそ800人。ですが、世界に12億の信者がいるといわれるカトリックの総本山だけあって世界中から信者や観光客が集まります。
バチカンで晩餐会。この一大イベントのために、はるばる海を越えてやって来たのは番組コメンテーターでおなじみJAグループ京都の中川泰宏会長。
海外に来ると必ず食料品の売り場を見てまわる中川会長。この日はローマ市内の大型食料品スーパーを視察にやって来ました。新鮮できれいな野菜に「イタリアの野菜は西ヨーロッパで一番いい。日本とええ勝負ちゃうか」
清老リポーターが手にしているのは「牛の心臓」という名前のトマト。種類も豊富です!
ナスも大きくてキレイ♪
イタリアではBIO=有機野菜がトレンド。いわゆるオーガニックは世界的に関心が高まっています。少々高くても品質のよい野菜が人気なんですね〜。食の国だからこそ京野菜にも興味を持ってもらえるはず。期待が高まります!
晩餐会の調理を担当するのは、おなじみ京都の老舗料亭竹茂楼チームとバチカン大使公邸の料理番、加藤さんたち強力サポートスタッフ。チームを率いるのは、晩餐会6度目の登板!佐竹シェフ。
京野菜の魅力をアピールする料理の決め手は昆布と鰹でとった出汁!
今回は320人分の料理に、過去最高100リットルの出汁をひきます。
晩餐会の会場は、歴代法王が集めた美の宝庫、バチカン美術館。こんなところで京野菜のコースが食べられるなんて!
40カ国以上の外交団や法王に次ぐ立場の枢機卿らが出席し、いよいよ宴の始まりです。
京みず菜に京壬生菜、万願寺甘とうに伏見とうがらし。最高の京野菜の味に参加者たちも「ボーノボーノ!」
メインは最高級の京の肉のステーキと賀茂なすの白味噌田楽。出汁のきいた佐竹シェフ渾身の一皿です。
そして...宴は無事終了。6度目の晩餐会は大成功のうちに幕を閉じました。
枢機卿とガッチリ握手の中川会長も、やったで〜!という笑顔!
「世界に出て自分の腕を磨くことは農家にとっても大事。これを続けることによっていい農家が育っていくと思うよ」という中川会長の夢は...「今までやってきた国々としっかり輸出につながる話し合いをしていく。そしてまた次の国をさがして旅に出て行く...!」
京野菜と日本の農業のために、これからもよろしくお願いします!
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