今回の夢追人は、京都府南丹市の堤博明さん、虎太(こうた)さん親子。滋賀県草津市の中島春樹さんを訪ねました。(リポーター:涼宮菜月 / 稲富菜穂)

【京都編】

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京都府南丹市園部町にやってきました。

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ちょっとイカツイ、アニキ的な風貌の堤博明さん。ホントは笑顔が素敵なやさしい人で一安心。

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今は伏見とうがらしを育て始めたところ。堤さんは株間を広くして大きく育つようにするなどいろいろと工夫しています。せっかくなので余分な芽を摘む「芽搔き」の作業をお手伝いさせていただきました。でも、摘み取った余分な芽は捨てちゃダメなんです。

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博明さんは見た目がアニキなだけじゃないんです。就農して7年ほどですが、地域の若手のリーダー的存在で、近隣地区の若手たちからの相談にも乗っているんです。

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若手を育てたいと意気込む博明さんの一番身近な後継者が息子の虎太(こうた)さんです。
農業の道に進んで3年目ですが、始めてすぐに農業の面白さにのめりこんだそうです。

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米作りの師匠でもある祖父の中西章夫さんと一緒に1枚。おじいちゃんから見て虎太さんは...、
70点か75点!虎太さんは「いつか父や祖父を超えたい」と語ります。

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虎太さんがもう1台分の金額をつぎ込んだというカスタム軽トラです。これも若い世代ならではの農業の楽しみ方かもしれません。

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撮影の合間にカエル発見!写真を撮られるまでしっかり待つ立派なモデルぶりでした。

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皆さん、忘れていませんか?芽搔きで摘んだ余分な芽のことを。これが生まれ変わります。

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伏見とうがらしの葉の佃煮です。これが農家の特権だとか。

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亀岡市の圃場で手掛けているアスパラガスも料理していただきました。この栽培にも新しい農法を取り入れているのだとか。

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博明さんの妻・麻美さんと母・中西初枝さんも加わってファミリー和気あいあい。

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堤さん親子の夢は・・・
「若手農家の指導者としてがんばっていきたい。そして本音を言えば、お金を貯めて競走馬の馬主になりたいです。(笑)」(博明さん)

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「仲の良い友達も一緒に農業できたらと思います。とにかく楽しく。」(虎太さん)


【滋賀編】

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JA草津市の農畜産物交流センター「草津あおばな館」はこの日もにぎわっています。

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そこでひときわ目立っているのが「愛彩菜(あいさいな)」。わさび菜の一種なんです。

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今回の夢追人、中島春樹さんです。愛彩菜部会長として生産拡大と普及活動の先頭にたっています。

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新しい特産品を探していた中島さんがその味にほれ込んだというわさび菜「愛彩菜」。

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実は「愛彩菜」という愛称を名付けたのも中島さんなんです。まさに「愛彩菜」の父ですね。

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収穫をお手伝いさせていただきましたが、少しはお役に立てましたか?

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実は2年前に行われた「愛彩菜」PRの一大イベント「果物・野菜の格好をして集まった最多人数」のギネス記録888人のうちの1人だった稲富リポーター。

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そのとき食べられなかった「愛彩菜」料理をいただきました。まずは滋賀県産野菜のサラダで。

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「愛彩菜」のドレッシングも「草津あおばな館」にはあるんです!

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中島さんが一番好きだという「愛彩菜」の食べ方はこの天ぷらなんです。

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お料理を作ってくださったのは、あおばな館出荷協議会の会員で野菜ソムリエの中西真由巳さんです。おいしかったです。ありがとうございました。

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「愛彩菜」食べてください菜(な)♡

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中島さんの夢は...
「『愛彩菜』を関西のみならず全国区に広げていきたいです」(中島さん)


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