今回の夢追人は、京都府福知山市の荒木恒雄さん、滋賀県東近江市の西岡敏孝さんを訪ねました。(リポーター:稲富菜穂 / 佐藤夢)
【京都編】
福知山市荒木にやってきました。
今回の夢追人・荒木恒雄さんは、春を告げる食材・花菜を栽培する元鉄道マンのファーマーです。
豊臣秀吉の時代に切り花用として栽培されていた伏見寒咲きナタネ。戦後、その蕾を食用にするため、野菜として栽培するようになったとされているのが花菜です。
福知山の花菜は色が濃いの特長だとか。福知山では30年ほど前から冬場の儲かる野菜として栽培されてきました。
今年は暖冬の影響で収穫時期が早まっているそう。稲富リポーターもささやかにお手伝い!
収穫した後、葉を1枚取って蕾の部分がきれいに見えるよう、パック詰めしていきます。ひとつひとつ手作業で。荒木さんの花菜への愛を感じます。
荒木さんが今、力を入れているのが原木しいたけの栽培です。山に人の手が入ることで森が再生されるという効果も期待されています。
荒木さんの妻・節子さんに料理していただきました。ありがとうございます。
花菜はゆでてから、だし醤油に10分ほど漬けて、かつおぶしをたっぷりかけていただきます。荒木家定番の食べ方だとか。ほのかな苦みに春を感じます。
原木しいたけは焼いて、塩で軽く味付け。シンプルが一番、なのだそう。おいしかった~!
荒木さんの夢は・・・
「花菜をできるだけ多くの方に食べていただけるよう部会をもう少し大きくしたりしながら、原木しいたけを作っていきたい。もっと増やしていきたいというのが今の私の夢です。」
(荒木さん)
【滋賀編】
滋賀県東近江市にやって来ました~♪一体、このトゲトゲの木は何の木?
今回の夢追人は西岡敏孝さん。実はなんと栄養士を目指していたという西岡さん。12年ほど前に実家の農業の仕事にUターンした農家さんです。
西岡さんが栽培しているのは「たらの芽」。毎年11月終わり頃から原木の伐採作業に入ります。
切った原木は、ハウスで細かくカット作業
その後、30度前後に保った室内で覆いをかぶせて2週間程度ふかし作業
続いて10日間日光を当てる作業をして目を出す作業に入ります。
こんな風に芽を出すんですよお~!
これが取れたてのたらの芽(目!?)
定番の天ぷらからピザ、ベーコン巻き、炊き込みご飯まで、たらの芽レシピ勢ぞろいで~す♪
早速いただきま~す♪
炊き込みご飯は目が飛び出るほどの美味しさ!
西岡さんの夢は・・・
「たらの芽の生育を成功させてパターン的なものを次の世代に残し、後輩の育成をすること。そして、定年後、農業を中心に1人で腕試しがしたい」(西岡さん)
今月のプレゼント >>たくさんのご応募、ご意見・ご感想ありがとうございます!
※写真はイメージです。
京野菜セットを2名様、「JAグリーン近江のこしひかり5キロとたらの芽セット」を3名様にプレゼント。
住所・氏名・年齢・電話番号・番組へのご意見、ご感想をお書き添えの上、ハガキまたはこのHPの「プレゼント応募フォーム」でご応募ください。
〒602-8588 KBS京都「夢追人」プレゼント係
※〆切りは3月21日(土)必着 当選は賞品の発送をもってかえさせていただきます