今回の夢追人は、京都府八幡市の北川侑さんと滋賀県野洲市の吉川耕治さんを訪ねました。(リポーター:稲富菜穂)
【京都編】
京都府八幡市にやってきました!後ろには見えるのは流れ橋です。桜も満開!
今回の夢追人は北川侑さん。農業を始めて5年。それまでは10年間トラックの運転手をしていました。現在は九条ねぎをメインにナスなども生産、近々キュウリにもチャレンジする予定だそうです。
元々農業をするつもりは全くなかったという北川さん。あるときに「ふと」農業をしようと思い立ち、転職。代々農家である家業を手伝い始めました。今では独り立ちして、見事なねぎを育て上げています。
まもなく収穫の時期でしょうか、ビシッときれいに育った九条ねぎがずらり。露地以外にハウスでも生産しています。
「愛情をかければかけるほどいいねぎに育つんです」と北川さん。
こだわりは、ひききり(根っこごと収穫)。 う~~~~ん、抜けない!!非力な稲富リポーター、結局収穫のお手伝いができませんでした・・・根が立派すぎたようです。
趣味が筋トレという北川さん。作業の合間をみては、いそいそとトレーニング。怪我なく長く元気に農業を続けたいという思いもあるそうです。
勇壮な「マル都ねぎ出荷組合」のメンバーのみなさん。北川さんへの期待は大きいです!
妻でネイリストの麻耶さん。今年結婚したばかりだそうです。 侑さんの仕事への姿勢は「かっこいい!」
麻耶さんが九条ねぎを使ったお料理を作ってくださいました!九条ねぎが大好物の稲富リポーター、大よろこびです。
北川さんの夢は...
「一生笑顔で農業をしていくことです。」(北川さん)
【滋賀編】
滋賀県野洲市にやってきました。京都では桜が開花したというのに湖岸を渡る風の冷たいこと。
今回の夢追人・吉川耕治さんは、十代から農業一筋の72歳。以前は10棟ものハウスで何種類もの野菜を育てていましたが、体を悪くしたことをきっかけに周囲の誘いもあって30年ほど前から和食に欠かせない大切な脇役・木の芽にしぼって栽培しています。
春が旬のたけのこ料理を彩ることが多い木の芽。吉川さんは主に京都、大阪の市場に出荷しています
出荷に向けたパック詰めは妻の豊美さんと2人で行います。箸を使って1箱に100枚ほどの木の芽をきれいに詰めていきます。2人で向かい合って雑談したり、テレビを見ながら作業するのだとか。
山椒の若葉である木の芽は枝を横に倒して寝かすように伏せ込んで栽培します。やわらかい若葉を育てるために吉川さんは毎年実から育てて苗を栽培していきます。木の芽の栽培は年間通して作業があるそうです。
収穫に使うのは、なんとピンセット!
稲富リポーターも繊細な収穫をお手伝いします。そーっと手を伸ばし、プチっと獲れた時には、思わずこの表情に!
自宅には6畳ほどの冷凍室を備え、氷点下で山椒の枝を休眠させています。休眠させた枝を順に出していくことによって年間を通して出荷できるように調整しているのです。
夫婦2人で元気にやってきたからこそ、木の芽の栽培を続けられたと語る吉川さん。名コンビに挟まれて、ハイ、チーズ!
吉川耕治さんの夢は・・・
「10年ほど前までは台風の影響を受けない鉄骨のハウスで栽培したかったけれど、今は夫婦2人で80歳まで達者でやっていきたいと思っています。」(吉川さん)
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