今回の夢追人は、南丹市八木町氷所の今福順也さんと滋賀県竜王町山之上の澤井隆男さんを訪ねました。(リポーター:西上真帆)
【京都編】
南丹市八木町氷所にやってきました!今回はここ氷所で新規就農された若手ファーマーさんのところへお邪魔します。
今回の夢追人今福順也さん32歳。高校時代はラクビ―に明け暮れ、体力に自信のあった今福さんは高校卒業を機に角界へ。10年間力士として活躍し現役を引退。昨年祖母の農地を引き継ぎ就農されました。
袋詰作業も大切な作業。「当初は直売所に出しても売れ残ってばかりでした。なぜ売れないかを考えて、袋詰作業を見直し朝採りシールを貼るなどの工夫をしたら、だんだんと売れ残りが少なくなりました。完売したときは本当に嬉しかったです!」と今福さん。
白菜の苗づくりを教えてもらう西上リポーター。
今福さんの圃場。じゃがいも、たまねぎ、万願寺とうがらし、伏見とうがらし等を栽培。
改めて今福さんにお話をうかがいました。
「何も農業についてノウハウが無いスタートだったので、周りの皆さん助けてもらいました。氷所生産組合のお手伝いもしていて皆さんに色々教えていただいています。」と今福さん。
就農2年目の今福さんの夢は
「自信をもって農家です」と宣言することだそうです。
【滋賀編】
滋賀県竜王町山之上(やまのうえ)にやってきました。今回の夢追人さんは近江牛を育ててらっしゃるということで早速おじゃまします。
今回の夢追人 澤井隆男さん。家畜商の父の仕事を見ていた隆男さんがめざしたのは牛肉マーケットへの参入でした。48年前に始めたときは40頭。現在は2500頭もの規模まで大きくしました。農場HACCP、JGAPも取得。現在は東南アジアなど世界へ向けて近江牛の輸出も行っています。
この牛舎には120頭で全体では2500頭ほどいるそうです。
近江牛はまろやかな味、しつこくないのが特長です。
近江牛その味の秘密はまず水だそうです。「湖東平野に降る雨や雪が伏流水となっていて、その地下水をくみ上げています。牛に適したミネラルがたっぷり含まれています。そのほか、地元の米の稲わらとオリジナルブレンドの飼料を与えています。」と澤井さん。
オリジナルブレンドの配合飼料。
西上リポーターも餌やり体験をさせていただく事に。
改めて澤井さんにお話をうかがいました。
「近江牛の高い品質を守り、滋賀県はもとより関東・関西に流通してもらっています。それ以外に約30%は東南アジアなど世界へ輸出しています。目標である「世界の富裕層の胃袋を満たそう」を目指し頑張っています」と熱く話す澤井さん。
そんな澤井さんの夢とは、、、。
「竜王町山之上は近江牛発祥の地です。その歴史を受け継ぎ、パイオニア精神で近江牛の魅力を世界に広めること」だそうです。
今月のプレゼント >>たくさんのご応募、ご意見・ご感想ありがとうございます!
※写真はイメージです。
京野菜セットを2名様、澤井牧場から近江牛ステーキ肉(2枚)を3名様にプレゼント。
住所・氏名・年齢・電話番号・番組へのご意見、ご感想をお書き添えの上、ハガキまたはこのHPの「プレゼント応募フォーム」でご応募ください。
〒602-8588 KBS京都「夢追人」プレゼント係
〆切り9月16日(土)必着 当選は賞品の発送をもってかえさせていただきます。