今回の夢追人は中国編。番組コメンテーターでお馴染み、JAグループ京都 中川泰宏会長の夢、
京野菜を使った北京での晩餐会のようすをリポートします。(リポーター:清老寛子 )
中国特別編
京都の食材の魅力を世界に発信――。
一昨年のフランス、昨年のトルコに続くプロジェクト第三段の舞台は、中国・北京。
世界第2位の経済大国の首都は高層ビルの立ち並ぶ大都会です。
中国の野菜事情を肌で実感しようと中川会長が訪れたのは、北京市内のスーパーマーケット。
日本の野菜は、もともと中国由来のものが多いとあって、なじみ深い野菜もたくさん並んでいます。
これは日本のスーパーでは見かけませんね(笑)
中国の買い物客は「野菜は高い方が安心!」。清老さんもビックリ...!
続いて北京郊外の農場を視察。
"経営者"として農場を仕切る新世代の中国農業の担い手に、
「きっと成功する」「ぜひ日本の農業を見に来て」とエールを贈ります。
晩餐会に向け、日中トップシェフのタッグチームが、京都から届いた食材を下ごしらえ。
和食のメニューは、出汁にこだわり、味噌に工夫を凝らし、
京野菜の美味しさを引き立たせますます。
晩餐会を前に、日中女性文化交流。抹茶の試飲や浴衣の着付けなどを通して友好を深めました。
いよいよメインイベントの晩餐会!
会場は日本にも所縁の深い、孫文の妻・宋慶齢の故居。
宴には政府関係者や農水省、農業生産者、消費者団体など日中から約300人が出席しました。
賀茂なすや伏見とうがらしの繊細な味わいに中国の人たちも「好吃(ハオチー)!」
京野菜を使った日中・食のコラボに参加者は大満足。笑顔の花咲く宴となりました。
2日後、日本の農水省にあたる中国農業部に招かれた中川会長、
中国農政の担当者たちを前に、日本の農協の役割や京野菜ブランドなどを説明。
「大事なことは助け合うこと」「中国で農協を取り入れるなら、私たちのノウハウをすべて提供していきたい」と熱く語りました。
世界三大料理の地で京都の食材をPRする晩餐会を成功させた中川会長の夢は...
「この成果を、これから先100年、日本の野菜や文化が世界へ発信していけるようにがんばっていきたい。そうすれば日本の農家は儲かる!」
今月のプレゼント
※写真はイメージです。
京野菜セットを5名様にプレゼント。
住所・氏名・年齢・番組へのご意見、ご感想をお書き添えの上、
ハガキまたは、このHPの「プレゼント応募フォーム」でご応募ください。
〒602-8588 KBS京都「夢追人」プレゼント係
※〆切りは7月18日(土)必着 当選は賞品の発送をもってかえさせていただきます。