今回の夢追人は、京都府京丹波町の永井吉幸さん。滋賀県甲賀市の上杉広盛さんを訪ねました。(リポーター:稲富菜穂 / 優木瑛美)
【京都編】
今年も稲穂の季節です♪
稲穂といえばこの人!稲富菜穂リポーターがやって来たのは・・
京丹波町の富田。金色に輝く稲・・・イイネ!
こちらが京丹波の夢追人・永井吉幸さん。
JAで営農指導員を5年勤めて、25歳で専業農家になりました。
お米のほかにいろいろ野菜を作ってはります。これは伏見甘長とうがらし。
このアーチ形の作り方は、奥さんが農業女子会で聞いてきた方法で、新しく取り入れてみたそうです。奥さんの意見もしっかり反映した家族農業!
このカワイイ葉っぱは、ホウレン草。
京丹波町の旧・瑞穂地域のホウレン草は品質の良さが超有名!
旧・丹波町地域では永井さんが一早く栽培に取り組み始めました。
ロケの日は、収穫まであと2週間ほどの時期。
「おいしく育つんだよ~」
後日、永井さんから届いた写真。
立派に育ちました☆
しっかり畑を見せてもらったところで、続いてご自宅へ。
なんと母屋は、築350年の古民家です。
壁には明治時代の博覧会で、永井さんのご先祖様が表彰された賞状が。
昔からおいしいお米を作り続けているんですね~
別の壁には永井さんの若いころの絵が。なかなかの腕前です。
そしてやっぱりモチーフは野菜!
永井ファミリー勢ぞろい!
新米のおむすびと伏見とうがらしのお料理をつくっていただきました♪
2年連続特Aに輝く丹波キヌヒカリの新米!ぴっかぴかです!
子どもたちもお父さんのお米と野菜が大好き!
子どもたちといえば・・・永井さんは地元の丹波ひかり小学校などで、子どもたちに農業や食べ物のことを知ってもらう「食いく先生」としてもたびたび活躍されています。
長男の涼太くんの将来の夢は「お父さんのような農家になりたい」
大きくなったらおいしいお米をつくって食べさせてな!
「農薬や肥料のこともしっかり考えていきたい」という永井さんの夢は・・・
「今、安定した経営や出荷を心掛けて生産をしているんですけども、そうしたしっかりした基盤をつくることによって未来の子どもたちや農業を引き継いでくれる若い担い手の方にしっかりとした農業をつないでいくということが夢です」
【滋賀編】
ニンニン!優木リポーターがやって来たのは、忍者の里・滋賀県甲賀市。
甲南町の杉谷新田は「にほんの里100選」にも選ばれる美しい里山風景が広がります。
杉谷の夢追人・上杉広盛さん。内装業をしながら、7年前から杉谷伝統野菜栽培部会のメンバーとして地域の伝統野菜をつくってはります。
明治以前から杉谷地域で栽培されている伝統野菜といえば、「杉谷うり」
「杉谷なすび」アーンド・・
「杉谷とうがらし」♪
くにゃっと曲がったスタイルが特徴です。
皮がうすくて苦みもなし。生でもイケるのでサラダにもおススメです☆
JAの米田さんも太鼓判!
味や安全面はもちろん、見た目にもこだわります。
こんな小さなキズや虫食いでも出荷アウト。
「ぜったいおいしいのに・・チェック厳しすぎますぅ~」
「ブランドの信用を保つためですから!」
ご自宅にお邪魔しました。
奥さまと、同居の美人姉妹、お孫ちゃんたちといっしょに伝統の味をいただきます♪
杉谷とうがらしの甘辛、肉詰め、サラダはパプリカも自家製です!杉谷なすびは素揚げで。
お孫ちゃんも、なすびが大好き♡
夏には大学生たちが泊まり込みで農業研修に来て、おいしいおかずで丼飯をたらふく食べていくそうです。
部会のメンバーは高齢者が多く、後継者がいない・・・
でも伝統野菜をしっかり残していけるようガンバリマス!
「誰かが先に立って、これを作ったら儲かりますよ、というのを見せないと若い人がついて来ない」という上杉さんの夢は・・
「伝統野菜を3種類やっているんですけど、ものすごい手間と時間をかけて作っておりますので、やっぱりこの3種類でお金が儲かって、担い手なり後継者なり、若い子に夢が持てるように、自分もがんばっていきたいと思います」
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※写真はイメージです。
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