今回の夢追人は、京都府南丹市の川勝次雄さんと滋賀県草津市の佃保男さんを訪ねました。(リポーター:稲富菜穂)
【京都編】
京都府南丹市八木町にやってきました。
今回の夢追人・川勝次雄さんはJAの職員として58歳まで働いてきましたが、早期退職して就農したファーマーです。
お邪魔したときはタマネギの定植作業の真っ最中。稲富リポーターも微力ながらお手伝いさせていただきました。
JA京都の直売所「たわわ朝霧」(亀岡市)に出荷している川勝さんは、季節ごとに少量多品種の栽培スタイルをとっています。
年に30品目は手がけるという野菜の一つがオカワカメです。栄養価が高いことから健康野菜として注目されています。まだ生産する人が少ないからと川勝さんは挑戦することにしました。
わさび菜を勧められていただくと...辛っ!ホントにわさびの味がするんです。おいしい!
契約にしばられず、自分がつくりたいと思った野菜を自分のペースで作っているという川勝さん。
川勝さんのモットーは「いいものをつくること」「喜んでもらうものをつくること」。きれいな野菜を出荷するよう心掛けているそうです。
青空の下で仕事ができたら健康にもいいし、悠々自適に暮らしていますという川勝さん。農業は定年のない死ぬまで続けられる仕事だと語ります。
川勝さんの夢は・・・
「これまでと同じように季節ごとの野菜を作って「たわわ朝霧」に出荷して、たまにはゆっくりと食事に行ったり、旅行に行ったりしたいと思います。」(川勝さん)
【滋賀編】
滋賀県草津市にやってきました!はるか向こうに近江富士!
今回の夢追人は佃保男さん62歳。就農して4年。ほうれん草のほかエンドウ豆、大根、白菜、かぶら、夏はトマト、キュウリ、なすなどさまざまな野菜を手掛けています。前職はシステムエンジニア。若いころには農業をすることは全く考えていなかったそうです。
少しずつ時期をずらせて出荷ができるように、佃さんはビニールハウス5棟でほうれん草を作っています。今年もいい出来!
師匠は、長く農業に携わっていたお父さん。真夏にもほうれん草を上手に作られていたそうで、「今思えば、父の仕事はすごかった」と話す佃さん。毎年の作業の記録データをスマホで管理して、「自分なりの方法で試行錯誤している」のだそうです。
収穫の仕方を教わって、いつものようにリポーター稲富もお手伝い・・・のはずが、短く切りすぎるという痛恨のミス!
圃場近くにある草津あおばな館にも、佃さんのほうれん草の一部が出荷されています。お客さんの「おいしかった」の声はうれしく、やりがいにつながるとのことです。
佃さんの奥様がほうれん草のお料理を4種類も作ってくださいました!ありがとうございます!
「シャキシャキでしんなり」という稲富の謎のコメントがありましたが、撮影後、スタッフでいただいたときに皆が納得。葉と茎の歯ごたえがすばらしく、ほうれん草が抜群に活かされていたお料理でした!ごちそうさまです!
佃さんの夢は...
「周りの方がしているように、ゆくゆくは従業員を雇って、規模を大きくしてもっと収益を上げて楽をしたい。それが私の夢です。」(佃さん)
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