番組審議会
6月番組審議委員会
- 開催年月日
- 令和5年6月26日(月)午後4時~5時30分
- 開催場所
- KBS京都放送会館 3階 第3会議室
- 委員の出席
- 松本和加子、松本邦子、山本範子、寺脇研、鈴鹿可奈子、新村恭、森本淳生
・ラジオ番組『コドモゴコロ研究所』について合評
例会ではまず第97期実績・役員体制及び取締役の担務等について細井俊介社長から報告がありました。また、令和5年度の第1回審議会であることから委員長の選出を行い、委員の互選で若林委員が委員長に選出されました。
制作担当者からは「この番組は、YouTubeブームの火付け役となりました、HIKAKINさんやはじめしゃちょーさんなど多数所属されている「UUUM(ウーム)」の会長鎌田和樹さんが、ラジオパーソナリティに初挑戦された番組です。2022年の8月にスタートをしていますが、人気のYouTuberを輩出する会社の会長が、古参メディアといわれるAMラジオの中で、ゲストの方との出会いを通して、いろいろな可能性を話しているところを一緒に感じられるのがこの番組の魅力のひとつではないかと考えています。ゲストは、コドモゴコロとイコールかもしれませんが、熱い思いを持って様々な分野で活躍している方をゲストに招いています。今回聞いていただいた田中泰延さんは、広告代理店で長くコピーライターを経験され、純粋に本が好きというとことで出版業界に飛び込み、出版社を立ち上げました。若い作家さんたちを応援する様々な活動をしている人です。ゲストに関しては、事前取材を行い、想定問答を毎回作っていますが、鎌田さんもアシスタントも喋りのプロではありませんので、鎌田さんの気持ち、感性のままに質問をしていただき、その化学反応みたいなものを一緒に感じていただけたらと思っています」と説明がありました。
委員からは「ゆったりした気持ちで楽しく聴くことできいい番組だった」「プロフィールの紹介がAI風のナレーションでちょっと聞きにくい」「京都の出版社数は、東京の次に多いので地元京都の方に出演してほしかった」「鎌田さんは、はじめてのパーソナリティとのことですが、説明が上手で話の盛り上げ方も面白い」「集中して聴いていると内容は理解できるが、ながら聴取の場合は聴き取りにくいのではないかと気になった」「今回のゲストは、現実的な話もしながら、すごく前向きでいつまでも若々しい感性を持った方だったので、コドモゴコロの気持ちに近い思った」「田中さんの成功体験の話がありましたが、失敗談も聞いてみたい気になった」「タイトルのコドモゴコロが難しく、ピンポイントでスポットが当たるとわかりやすくなるのではないか」「鎌田さんが目指しているコドモゴコロをちょっと知りたい気持ちになった」「番組の継続には、ゲストの個性が大事なので、女性の起業家や、外国人・高齢者等、引き続き多様な人選をしていただき、力を入れて番組を育ててほしい」などの意見をいただきました。
(番組審議会事務局)
令和5年度 株式会社京都放送 番組審議会委員(6月例会出席者)
松本 和加子 | 京都市文化観光資源保護財団 専務理事 |
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松本 邦子 | 京都新聞社 編集局文化部長 |
山本 範子 | 京都府立府民ホール及び文化芸術会館 館長 |
寺脇 研 | 京都芸術大学 理事 |
鈴鹿 可奈子 | 聖護院八ッ橋総本店 専務取締役 |
新村 恭 | 一般財団法人 新村出記念財団 嘱託 |
森本 淳生 | 京都大学人文科学研究所 教授 |