番組審議会
7月番組審議委員会
- 開催年月日
- 令和5年7月24日(月)午後4時~5時30分
- 開催場所
- KBS京都放送会館 3階 第3会議室
- 委員の出席
- 平林幸子、松本和加子、松本邦子、山本範子、森本淳生
・テレビ番組『SUNNYTIME』について合評
番組の合評では、今月の合評対象番組であるテレビ番組「SUNNYTIME」について各委員が意見を述べました。
制作担当者からは「SUNNYTIMEは、土曜日朝のレギュラー番組です。1日だけの視聴だとなかなかわかりづらいと思い、長尺の1時間半の番組ですが、2本もご覧いただきましてありがとうございます。この番組のコンセプトとして、土曜日の朝に放送をしている番組ですので、「これから週末ですよ」を意識しながら、とにかく「明るく・陽気に」進行できるように、MCの2人もそういったイメージの2人を起用しております。番組をあわよくばご覧いただき、見たらそのままその足で、番組が終わったらそこに行っていただきたい思いで制作をしております。実際、VTRや中継で紹介した場所に後日お伺いをすると、「番組を見て来た方が多かったよ」と話していただくことがあり、それを励みにして制作をしています。スタジオMCは杉浦太陽さんと三浦茉莉さんのお二人で、40歳ぐらいの子育て世代のパパさんとママさんですけれども、ファミリー層に近い気持ちで番組を進行していただくのと、プラスしてコメンテーターといいますか、ゲストの方を週替わりの形で、固定するのではなく、毎週見られても「またこの人や」とならないようにローテーションを組まず、飽きさせないような制作を心がけております。中継も、ついつい近場の京都市内に行ってしまいがちですけれども、当日の朝出発でもいけるギリギリ遠いところで、京都の日本海方面であったり、滋賀の結構北の方であったり、大阪の方であったりと中継範囲もかなり広くして、いろいろな風景が見せられるようにしています。中継の映像は引きがありますし、生の映像でハプニングもあったりもしますが、そういったところにも引きがあったりして、ハプニングもちょっと楽しみながら進行できるよう、みんなが柔軟性を持って「このときにこうする」と決め込まないで番組進行をしています。特に、ご覧いただいた6月3日も、杉浦太陽さんが大雨で新幹線が止まってしまい、京都に来られない状況でかなり往生しましたが、森脇さんに急遽、関西国際空港から直接スタジオまで来ていただいてご出演いただいたという、かなりレアケースではありましたが、コロナ禍のときもいろいろなことがありましたので、本当にその時々で柔軟性を持って、「あまり見られていないな」と思ったコーナー・企画に関しては、随時、改編期に関わらず、変えていく、新しい企画を入れていく形で、循環していける番組を心がけるようにしております。」と説明がありました。
委員からは「週末に役立つ情報が紹介されていて行ってみたいと思った」「出演者が個性を発揮していて、活気が伝わってくる番組の仕上がりだった」「絶景写真の紹介枚数は少なくてもよかった」「森脇健児さんが、サーカスの体験をしていたが、いじめ的な感じを受ける人がいる可能性がある」「原日出子さんの散歩のコーナーは、いろいろなお店の紹介があってよかったが、、服装が冬のロケの映像で、OAの6月と季節感が合っていなく違和感があった」「番組冒頭で出演者の近況写真の紹介で、プライベートがわかり親近感があってよかった」「絶景プロデューサーが写真の撮り方を丁寧に説明してくれてわかりやすかった」「お店の紹介はあるが、営業時間などの表記がないので、情報番組なので入れてみてはどうか」「京都色があえて出ていなくて、おしゃれな土曜日の朝という感じがした」「番組の中にニュースを入れてもいいのではないか」「他局では、これでもかと押し付けてくる半分以上広告の情報番組が溢れていますが。京都に特化したこのプログラムは緊張感なく毎週の土曜日を楽しく始めさせてくれそうでとても好感を持ちました」などの意見をいただきました。
(番組審議会事務局)
令和5年度 株式会社京都放送 番組審議会委員(7月例会出席者)
平林 幸子 | 京都中央信用金庫 相談役 |
---|---|
松本 和加子 | 京都市文化観光資源保護財団 専務理事 |
松本 邦子 | 京都新聞社 編集局文化部長 |
山本 範子 | 京都府立府民ホール及び文化芸術会館 館長 |
森本 淳生 | 京都大学人文科学研究所 教授 |