JA京都「九条ねぎ」瀬川さん (京丹後市久美浜町)
京野菜の一大産地である京丹後市久美浜町。そんな久美浜町で地域農業の高齢化や後継者問題を解決しつつ、農地を守ろう活動されている会社「誠農海部」さん。名前の由来は「せえのー」の掛け声。みんなで声を合わせて、農業を通じ、地域活性化に取り組んでいこうという思いから名づけられたそうです。入社8年目の瀬川さんは九条ねぎのスペシャリスト。瀬川さんには、いい九条ねぎを育てるために心がけていることがあるそうです。今回は瀬川さんに九条ねぎ栽培方法についてお聞きしました。
JA京都「京の肉」田邉さん (京丹後市弥栄町)
畜産が盛んな地域として知られる京都府京丹後市。府内でも有数の産地です。父親が繁殖農家だったため、小さいころから当たり前のように牛に触れてきて、牛が大好きだという田邉さん。現在は親牛18頭、子牛15頭を飼育している牧場を経営されています。田邉さん自身が他の牧場で働いた経験などを基に、より質のいい子牛を育てるために日々牛たちと向き合っています。「質のいい子牛に大切なのは、牛たちにストレスをかけないこと」と田邉さん。エサの工夫や運動場でのストレス発散など、様々な取り組みをされています。
伏見区のメインストリートの一つ、竹田街道。周辺には大学が多く、学生街となっており、街道沿いには飲食店が立ち並んでいます。
そのひとつ、中国・山東省出身の上村 和美(うえむら かずみ)さんと王 増田(ワン ズンテン)さんご夫婦が営む「常楽小吃 (じょうらくシャオチー)」は創業14年になる中華食堂です。
お2人が作る中華料理は、その本格的な味と学生にも優しいメニュー価格でランチの時間から大賑わい!特に、注文が入ってから王さんが厨房で伸ばして仕上げる、幅広で長いビャンビャン麺は、そのモチモチとした食感が人気のひと品です。
ボリュームたっぷりの「常楽丼」や豚の角煮とピーマンをはさんだ「中華風ハンバーガー」、作り方は内緒という絶品の「煎餅菓子 (クレープ)」といったオリジナルメニューも自慢。
きょうは、そんな伏見区にある人気の中華食堂で、「京の肉」と「九条ねぎ」を味わいます。
伏見区にある人気の中華食堂「常楽小吃 (じょうらくシャオチー)」
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JA京都市「金時にんじん」佐伯さん (京都市上京区)
上京区御前通にある創業100年以上という直売所「京やさい佐伯」。自らが有機栽培で作った京野菜を店頭で販売しています。佐伯さんの畑は住宅街の真ん中にある「都市型農業」。周辺の住民も野菜の生育で季節を感じることができる都会のオアシス。都会の中に畑を残すことは、子どもたちの食育にも役に立ち、地産地消という考え方も学びやすいと佐伯さんは話します。そんな佐伯さんの作る「終わり初物」の金時にんじんが今回の食材です。
JA京都市「京たけのこ」西小路さん (京都市西京区)
自然豊かな京都市西京区大枝沓掛町は府内有数の京たけのこの産地です。この大枝沓掛町の竹林でたけのこ作りをしている西小路さんは過去に何度も京たけのこ品評会で受賞経験がある誰もが認める「京たけのこ名人」です。小さい頃からたけのこ作りの手伝いが好きで、3代目として本格的に始めた時から27年目となる西小路さん。たけのこ作りで最も大切なことは、土づくりだといいます。その土づくりの秘訣をお伺いしました。
京都御苑・中立売御門から、まっすぐ西へのびる中立売通。安土桃山時代は、天下人・豊臣秀吉が建てた「聚楽第」と、御所の内裏を一直線に結び、権力の象徴ともなっていた歴史深い道です。
その中立売通にあるのが、歴史ある京野菜にこだわった、人気の中華料理店「お粥と京野菜中華 福住」です。庭が見えるおしゃれな店内でいただくのは、「海鮮粥」や「金ごま粥」といった定番から、「トマトとチーズのお粥」など珍しいものまで、バラエティ豊かな自慢のお粥。
そしてオーナーシェフの中村守さんが選んだ京野菜で作る、こだわりの中華料理です。特に人気なのは、色鮮やかな京野菜が主役の「京都ぽーくと色々野菜の黒酢酢豚」。さっぱりとした中に、野菜本来の味が楽しめると大好評!京野菜中華とお粥のセットやコースが楽しめるランチも人気。
今回は、そんなお昼から賑わう中華料理店で、春の味覚「京たけのこ」と終り初物の「金時にんじん」を味わいます。
中立売通沿いにある中華料理店「お粥と京野菜中華 福住」
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JA京都「いちご」小島さん (亀岡市)
やってきたのは、京都市の西側・亀岡市。直売所「たわわ朝霧」のすぐ横に立つ5連棟の大きなハウスでいちご農園を営む小島さんは、ある栽培方法の研究者です。小島さんのハウスには前室があり、靴を履き替えハウス内に入ります。「中に菌や虫が入りにくいように徹底管理」されています。看板には"植物生理学"という言葉が、、、。ハウスの中に入ると高設栽培のプランターに植えられた、青々としたいちご1万2千株がリポーターをお出迎え。水と養液を与え、育てているこの養液栽培こそ、小島さんが大学院まで研究していた内容です。「研究内容が、本当に現場で使えるのか」を試すために農家を始めたと話す小島さん。当初はやはり実際の現場と研究との違いを痛感。実際に農家として稼いでいかなければならない農家経営の難しさも実感されたそうです。「いちごはしっかり栄養を与え、株が元気なら大きく育つ」と小島さん。いろいろな品種を試して、現在は紅ほっぺとおいCべりーという2種類を育てているそうです。亀岡のいちごを多くの人に食べてもらい、全国へ広めていけたら。とそんな研究者が育てるいちごの味とは、、、、。
JA京都「京小麦」大槻さん (福知山市)
由良川流域の福知山盆地にひらける福知山市は、昭和12年4月に京都府で2番目の市として誕生しました。福知山市の農業の耕種農業の割合は39.6%、畜産農業の割合が59.9%となっており耕種農業と畜産農業の両方でバランスよく構成されているのが特長です。そんなお米や京野菜、農業が盛んな福知山市で今、注目を集めているのが「京小麦」です。その京小麦を栽培している遷喬ふぁーむの大槻憲雄を訪ねました。「遷喬ふぁーむ」さんの京小麦の圃場は東京ドームよりも広く、見渡す限りの小麦畑にリポーターもびっくり!雪がまだ残る小麦畑には去年の秋に撒いた種が発芽し、青々とした小さな芽が出ています。6月の収穫へ向け、すでに小麦作りは始まっているそうです。京小麦の品種は「せときらら」。以前に育てていた「農林61号」という品種に比べてパンに加工したときの「もちもち感」がすごいのだとか!大槻さんは全国の人に味わってもらいたいと毎日栽培をされています。また製粉メーカー「井澤製粉」さんはこの京小麦を広めるために「京小麦の収穫祭」というイベントを毎年行っておられます。お店に使ってもらいお客さんに食べてもらうことで、京小麦の魅力を伝えていきたいそうです。
京都府 伏見区墨染町。平安時代に、時の有力者が亡くなった際、その友人の悲しみが「墨染め色の桜」を咲かせたという伝説が残る墨染寺(ぼくせんじ)が町の名前の由来になっています。
そんな歴史ある町の入口、京阪墨染駅のすぐ横にあるのが人気のサンドイッチ専門店「ANKH Sandwich Cafe」(アンク サンドイッチ カフェ)。駅に近すぎて逆に気が付かれないことがあるというほど、改札の目の前なんです!
おしゃれで明るい店内に入ると、早朝から手間を惜しまず作られたサンドイッチや焼き立てパン20種類以上がずらり。選ぶのに困ってしまうほど、どれも美味しそう!中でも評判なのは2020年の開店当初から作っている、ボリュームたっぷりの「卵サンド」。お昼には売り切れてしまうことが多いのだとか!果物と生クリームたっぷりの「フルーツサンド」や、京小麦100%のバゲットで美味しいおかずを挟んだ「バゲットサンド」も人気です。
イートインスペースは、ベビーカーが通りやすいよう通路部分を広めにし、オムツ台を常設するなど、お子様連れでも気軽に楽しめる空間作りを心掛けているそう。美味しいサンドイッチはもちろん、お客さまへの細かい気遣い。地域の皆さんに愛されている理由がわかります!
そんな墨染駅前の人気サンドイッチ専門店で、「京小麦」と亀岡産の「いちご」を使ったメニューを味わいます!
京阪墨染駅のすぐ横にある「ANKH Sandwich Cafe」(アンク サンドイッチ カフェ)
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※今回は2023年1月1日(日) 朝10:00からのオンエアです。【再放送は翌日1月2日(月) 朝9:00から】
2023年元日放送の今回の番組は、JA京都中央会中川泰宏会長のご自宅からお届け。毎年恒例となる、正装で収録に臨んだ中川会長と番組司会・飛鳥井が、2022年、問題となった物価高騰による農業への影響、さらに未だ続くコロナ禍で、「攻めの農業」を続けるための、2023年の展望を語ります。
今年のキーワードは「伝える」。2022年からJA京都中央会として、野菜や農業の魅力を大学の講義で若者に伝えてきたという中川会長。2023年のカギは「発信力」?
2023年の抱負を語る 中川会長と飛鳥井
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