※今回は2022年1月1日(土) 朝10:00からのオンエアです。【再放送は翌日1月2日(日) 朝9:30から】
2022年元日放送の今回の番組は、JA京都中央会中川泰宏会長のご自宅からお届け。お正月にふさわしい正装に身を包んだ中川会長と番組司会・飛鳥井が、コロナ禍の対応に追われた2021年の振り返り、さらにコロナ禍3年目となる2022年の抱負を語ります。
緊急事態宣言に、ワクチン接種など守りの対策が多かった2021年ですが、2022年は「攻め」の農業を展開していくと、中川会長は語ります。
その例の一つとしてあげられるのが、2013年から行ってきた、京野菜世界ブランド化プロジェクト。2019年まで7年連続で開催してきましたが、コロナ禍で空白の2年間が。世界へ出向いていけない現状を打破する、中川会長のアイデアとは?
2022年の抱負を語る、中川会長と飛鳥井
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JA京都やましろ「しろ菜」古里さん (八幡市)
農業が盛んな八幡市で古里さんが栽培している野菜のひとつがβカロテンやビタミンC、食物繊維が豊富とされ、冬に旬を迎えるしろ菜です。冬は葉が柔らかく肉厚になり甘味が増すそうで、古里さんは鮮度のいいしろ菜を出荷するために収穫直後にその場で袋詰めをしています。
JA京都「ほうれん草」輕尾さん (京丹波町)
京丹波町の瑞穂地域は昭和62年頃からほうれん草の栽培に力を入れてきました。33年前にUターン就農した輕尾さんが中心になってほうれん草づくりのグループを結成。輕尾さんはほうれん草づくりへの長年の貢献が認められ、府から「農の匠」に認定されました。
今回の番組は、伏見区に今年3月オープンした、「元気小煮(げんきしょうに) マーラータン」からお届け。学生の街として知られる伏見区には、中国人留学生が多いことや、気軽にボリュームのある料理を食べられることから、大学周辺には中華料理のお店が目立ちます。
そんな中華料理の激戦区で中国・ハルピン出身のご夫婦が作るのは、中国の東北料理。辛さの中にもうま味が際立つ味付けで、早くも人気店となっています。
看板メニューは「マーラータン麺」。手間を惜しまず仕上げた牛骨スープがベースで、具材は店内の冷蔵ショーケースから好きな物を選ぶことができます。同じくショーケースの具材を好きなだけ入れられる、寒い冬にピッタリの火鍋も人気。
今回は、京都の野菜×中華。今が旬の京丹波町・瑞穂のほうれん草と八幡市のしろ菜を、中国・東北料理の家庭の味、そして火鍋で味わいます!
伏見区の「元気小煮マーラータン」
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JA京都「コシヒカリ」北村さん (京丹波町)
京都府のほぼ中央に位置する京丹波町は全国のお米を格付けする「食味ランキング」で最高位の「特A」常連という府内有数の米どころです。お米のおいしさを数値化する食味計でも高い点数を記録している北村さんは京丹波町でおいしい米作りを自信を持って続けていきたい話します。
JA京都「九条ねぎ」八木さん (亀岡市)
生産者の八木さんは兼業農家として米を栽培してきましたが、定年後新たに九条ねぎ作りを始めました。八木さんのモットーは、無理をせずに自分のペースで作り続けること。京都府最大級の直売所「たわわ朝霧」に出荷している八木さんは日々勉強を重ねています。
今回の番組は、京丹波町、国道9号線沿いにお店を構える「無双心 ふるさと京丹波店」からお届け。
亀岡で2012年に創業した無双心は、ふるさと京丹波店で5店舗目。開店した土地のものを使用するこだわりで、どの店舗も地元の人たちから愛される人気店になっています。
麺は店舗内に製麵所を設置し、全て自家製麺。スープは、鶏豚骨に野菜のでんぷん質でとろみをつけた、こってりのようであっさりと誰でも飲みやすいお味です。九条ねぎは、亀岡産のものを使用。大き目にザクザクと切ったねぎの食感と香りが、無双心のラーメンの味を引き立たせます。
また、ランチでガッツリと食べたい方へ向けたご飯セットも充実。地元京丹波町が誇る最高品質のお米と合わせるお供とは?飲食店になくてはならない、最高の名脇役な野菜を取材しました。
無双心 ふるさと京丹波店
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今回の番組は、JA京都中央会・中川泰宏会長の自宅から、JA滋賀中央会・竹村敬三会長をゲストに迎え、JAと農業の今後について語ります。
今年は3年に一度のJA大会が開催される年。6月に新任された竹村会長は、まず経営改善に努めると話します。京都、滋賀それぞれの土地にあった農業、運営をすれば結果は出てくると中川会長。滋賀を語る上では外せない「琵琶湖」を取り巻く農業環境に合わせた、滋賀の米作り、近江牛などブランド産品の展開を「近江商人」になぞらえて賞賛しました。
一方で竹村会長は滋賀の農業の役目の一つとして、食糧安保も担っていると語ります。現在のようなコロナ禍をはじめ、様々な災害などに対しても食の安全安心を担うと、竹村会長は強く語りました。
中川会長、竹村会長ともに、京都と滋賀の連携をより強化し、今後ますます2府県の成長につなげたいと話しました。
中川会長、竹村会長、司会の飛鳥井で今後の「食」と「農」について語る
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今回は、JA京都中央会・中川泰宏会長のご自宅にて、京丹波町長・太田昇さんをゲストにお迎えし、農業を基幹とした町づくりについてお話を伺います。
これから旬を迎える京丹波のブランド京野菜。丹波くり、丹波黒大豆の枝豆(紫ずきん)、京丹波大黒本しめじ、丹波産キヌヒカリなどの特産品が、京丹波町の秋を彩ります。
道の駅「味夢の里」では、これらの京野菜が購入できるほか、様々な加工品が集っており、2020年10月には隣接地にホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・京都京丹波」がオープン。京丹波の魅力を発信する場として、今後期待されます。
2017年11月に町長に就任し、暮らしの安定安心や子育て支援、産業振興などを中心に、町づくりを行ってきた太田町長。スマート農業を取り入れるための研究や、新規就農者の販路をサポートする「地域商社KYOTAMBA」の立ち上げなど、京丹波の「食」と「農」をさらに成長させる戦略をとってきたのだとか。
10月からは「京丹波黒豆の枝豆街道」が出現。枝豆農家の直売所が37か所出店し様々な場所から買いに来るお客さんの姿は秋の風物詩にもなっています。町の努力でブランド京野菜を成長させてきた京丹波町に、今後必要なことは?
中川会長、太田町長と京丹波町について語り合う
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JA京都「京 夏ずきん」葉賀さん (京丹後市)
もちもちとした食感でコクと甘みが特徴の「京 夏ずきん」。今年初めて畑での栽培に挑戦した枝豆農家の葉賀さんは、京野菜をより多くの人に知ってもらいたいと語ります。京丹後市久美浜町では保冷・選別・袋詰めを行う施設が整備されています。