今回の番組は、JA京都中央会・中川泰宏会長の自宅から、JA滋賀中央会・竹村敬三会長をゲストに迎え、JAと農業の今後について語ります。
今年は3年に一度のJA大会が開催される年。6月に新任された竹村会長は、まず経営改善に努めると話します。京都、滋賀それぞれの土地にあった農業、運営をすれば結果は出てくると中川会長。滋賀を語る上では外せない「琵琶湖」を取り巻く農業環境に合わせた、滋賀の米作り、近江牛などブランド産品の展開を「近江商人」になぞらえて賞賛しました。
一方で竹村会長は滋賀の農業の役目の一つとして、食糧安保も担っていると語ります。現在のようなコロナ禍をはじめ、様々な災害などに対しても食の安全安心を担うと、竹村会長は強く語りました。
中川会長、竹村会長ともに、京都と滋賀の連携をより強化し、今後ますます2府県の成長につなげたいと話しました。
中川会長、竹村会長、司会の飛鳥井で今後の「食」と「農」について語る
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今回は、JA京都中央会・中川泰宏会長のご自宅にて、京丹波町長・太田昇さんをゲストにお迎えし、農業を基幹とした町づくりについてお話を伺います。
これから旬を迎える京丹波のブランド京野菜。丹波くり、丹波黒大豆の枝豆(紫ずきん)、京丹波大黒本しめじ、丹波産キヌヒカリなどの特産品が、京丹波町の秋を彩ります。
道の駅「味夢の里」では、これらの京野菜が購入できるほか、様々な加工品が集っており、2020年10月には隣接地にホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・京都京丹波」がオープン。京丹波の魅力を発信する場として、今後期待されます。
2017年11月に町長に就任し、暮らしの安定安心や子育て支援、産業振興などを中心に、町づくりを行ってきた太田町長。スマート農業を取り入れるための研究や、新規就農者の販路をサポートする「地域商社KYOTAMBA」の立ち上げなど、京丹波の「食」と「農」をさらに成長させる戦略をとってきたのだとか。
10月からは「京丹波黒豆の枝豆街道」が出現。枝豆農家の直売所が37か所出店し様々な場所から買いに来るお客さんの姿は秋の風物詩にもなっています。町の努力でブランド京野菜を成長させてきた京丹波町に、今後必要なことは?
中川会長、太田町長と京丹波町について語り合う
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JA京都「京 夏ずきん」葉賀さん (京丹後市)
もちもちとした食感でコクと甘みが特徴の「京 夏ずきん」。今年初めて畑での栽培に挑戦した枝豆農家の葉賀さんは、京野菜をより多くの人に知ってもらいたいと語ります。京丹後市久美浜町では保冷・選別・袋詰めを行う施設が整備されています。
JA京都やましろ「九条ねぎ」山本さん (八幡市)
京都を代表するブランド産品「九条ねぎ」。生産者の山本さんは八幡市をはじめ南丹市、京田辺市など京都府内の5つの市に畑を持ち、年間約400トンの九条ねぎを生産しています。自身が経営するねぎ焼きのお店を通して九条ねぎの美味しさをより多くの人に知ってもらいたいのだとか。
今回の番組は、JA京都中央会・中川泰宏会長のご自宅から、京野菜のおうちでの楽しみ方をお届けします。
2020年12月、八幡市にオープンしたばかりのテイクアウト専門店「ねぎ焼きタイガー」。京都を代表するブランド産品「九条ねぎ」をたっぷり使用した「ねぎ焼き」は、そのお手頃価格とボリュームから地元の人に大人気です。
さらにこのお店の特徴は、店主の山本将人さん自身が九条ねぎの生産を行う農家だということ。八幡市をはじめ南丹市、京田辺市など京都府内の5つの市に畑を持ち、年間約400トンの九条ねぎを生産しています。ねぎ焼きのお店を通して、九条ねぎの美味しさをより多くの人に知ってもらいたいのだとか。
そしてこの時期旬を迎えるのが「京 夏ずきん」。京丹後市久美浜町で作られる夏の味覚として人気の枝豆です。「九条ねぎ」と「京 夏ずきん」の組み合わせで「今の季節にしか味わえないねぎ焼き」を作っていただきます。京都の味覚を詰め込んだ「ねぎ焼き」の味とは?
爽やかなマリンブルーでハワイアンな外観の「ねぎ焼きタイガー」
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JA京都「きゅうり」加藤さん (福知山市)
福知山市の三岳(みたけ)地区は里山に囲まれ、昼夜の寒暖差が大きい気候が生育に適しているため、50年以上前からきゅうりを特産品として栽培しています。福知山産のきゅうりはまっすぐな美しい姿で市場でも高い評価を受けています。この三岳地区できゅうりを育て続けてきた加藤さんを訪ねました。
JA京都「平井牛」平井さん (京都丹波牧場)
平井牛とは京都丹波牧場で育てられた牛を指す独自のブランド名です。5年に1度行われる和牛のオリンピックで上位入賞を果たしたほか、京都肉牛枝肉共進会では9連覇を果たしています。牛にストレスを感じさせない環境づくりを大切にするとともに、通常より長い肥育期間によって肉質を熟成させています。新たに繁殖にも取り組んでいる平井さんは牛たちに大きな愛情を注いでいます。
今回は、京都市中京区・西大路五条の交差点近く、京都府内産和牛が味わえる焼肉店「炭火焼肉 牛々亭」から番組をお届けします。
松浦章善店長の目標は「京都で一番愛される焼肉店」。お客様の「美味しい」の声のために、様々なメニューを開発、特に牛タンを使ったメニューは「京都一」を自負する品数の多さ。一番人気の「元祖ねぎタン」は、京都産のねぎをふんだんに使った見た目にもインパクト大の一品で、焼肉ファンの舌を喜ばせています。
そんな「牛々亭」でも、なかなか仕入れることが難しいという、希少な京都府内産和牛「平井牛」。サシの美しさと美味しさはトップクラスだと言います。
さらに、焼肉の合間に口をスッキリさせる一品として、市場価値も高い「福知山産きゅうり」を持ち込ませてもらい、料理を作っていただきます。
愛情いっぱいに育てられた食材にさらに愛情を加えたいという松浦店長、どのようなメニューに仕上げるのでしょうか?
奥まった入り口で隠れ家的な焼肉店「炭火焼肉 牛々亭」
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JA京都「賀茂なす」多賀野さん (京丹後市)
京丹後市の峰山町は久美浜町や網野町とともにブランド京野菜の代表格「賀茂なす」の生産地として知られています。「賀茂なす」は丸く光沢のある美しい見た目はもちろん、煮炊きしても煮崩れしない実のしまりと他にない味わいから「なすの女王」 に例えられるほどです。そんな「女王」を育てているJA京都京野菜部会丹後賀茂なす部会長の多賀野和宏さんを訪ねました。
JA京都にのくに「万願寺甘とう」高橋さん (綾部市)
京都府の山間部に位置する綾部市で盛んに行われているのが「万願寺甘とう」の栽培です。京都府内各地で栽培されている万願寺とうがらしのうち、綾部市そして発祥の地・舞鶴市と福知山市で生産されるものは「万願寺甘とう」という特別な名前で呼ばれる夏の京野菜です。生産者のひとり・高橋孝明さんは34歳の若手農家ですが、2019年の「万願寺甘とう」品評会では1位の京都府知事賞を受賞しています。