JA京都 キタアカリ(じゃがいも) 櫻井さん(亀岡市)
3年前、定年を機に、農業の世界に飛び込んだ櫻井さん。畑は貸してくれる人があったものの、作った農産物をどうやって売ればいいか悩んでいたところ、「たわわ朝霧」が「うちに出荷すればいい」と、新たな挑戦を後押し。今では、20aの畑で四季折々、いろいろな農産物を生産しています。 「ミニカボチャ」や「イタリアンいんげん」など、まだあまり直売所で売られていない新しい野菜づくりに取り組むほか、「トウモロコシ」なども人より早く出荷することで、収益性の高い農業に挑戦しています。
JA京都 九条ねぎ 橋本さん(亀岡市)
6年前に、本格的に農業を始めた橋本さんは、運送会社を経営して50年という経歴の持ち主。トラックの窓から、耕作放棄地が広がるのを見て、なんとかできないかと自身で農業に挑戦することに。高齢化で作業ができなくなった人の農地を借り受け、約200aの畑で、収益性の高い「九条ねぎ」を量産しています。長年会社を経営してきた経験を活かし、農業法人を立ち上げ、10人程を雇用。「たわわ朝霧」に出荷することで、「橋本さんの九条ねぎは鮮度抜群でおいしい」との評価を得、取引先も広がってきています。
今回は、JR亀岡駅から徒歩5分の所にある「京都ダイコクバーガー」を舞台に番組をお届けします。
関西ナンバーワンのバーガーを決めるコンテストで、グランプリを受賞!他店にはない独創的なバーガーをラインナップする「京都ダイコクバーガー」。経営母体となる会社は、建設業を営むだけあって、建物のデザインも神社風で斬新!そもそも、亀岡で気軽に食事をしながら集える場を創りたいと8年前に、初めての飲食業に挑戦!以来、常識にとらわれない創作メニューを次々に打ち出し、関西のバーガーファンを魅了し続けています。
一方、亀岡ではJAの農畜産物直売所を舞台に、定年後や転職して新たに農業に挑戦する人が増えています。専業農家とはまた違った視点から農産物づくりに取り組むことで、見えてきた新しい可能性とは??「挑戦」を支える「夢」と「やりがい」を、農業の現場からリポート!店では「挑戦」によって生み出された食材を使って番組オリジナルのメニューづくりにチャレンジして頂きます。
新しいことに挑戦する楽しさや、やりがい、違った視点を持つことで見えてくる可能性について、語り合う出演陣。
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JAグループ京都が5年前から開始した「京野菜の世界ブランド化戦略」。パリ・ベルサイユ宮殿で「京野菜を使った晩餐会」を開いて以降、毎年、世界的な文化遺産を舞台に、京都産の食材を持ち込んで、数百人規模の大晩餐会を開き、国際的な注目度を高めてきました。
当初は、「世界三大料理の地」から情報発信を行い、2年前からは日本とロシアの経済協力、日本とEUとのEPA大枠合意といったタイミングで晩餐会を開催し、直接的なビジネスチャンスにつなげるなど、多様な戦略を展開してきましたが、6年目の今回は、世界で最も小さい国であるバチカン市国で開催。人口わずか800人余りながら、カトリックの総本山として世界12億人の信徒に大きな影響を与えるバチカン。
40カ国あまりの大使や外交団を前に、京都産の食材を「真の世界ブランド」としてどうアピールしたのか。晩餐会の前後にも密着し、世界戦略の全容をリポートします。
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今や国内外でその名前が浸透しつつある「京野菜」。京都の農産物をブランド化しようという事業が本格的に始まったのが、今からちょうど30年前の平成元年。
それまで、みかんなら「和歌山」、りんごなら「青森」と言う風に品目ごとに、ブランド産地のイメージはあったものの、「京都」という地名が全面に押し出され、様々な品目がまとめてブランド品として扱われる~ということは、殆どありませんでした。
なぜ「京野菜」は、ブランドとしての地位をここまで確立することができたのか。その要因をひもときつつ、日本の食・農産物輸出 拡大の先鞭を切って、セールスを行うJAグループ京都の戦略をリポートします。
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JA京都やましろ 九条ねぎ 古里さん(八幡市)
10年程前から、生産が急拡大している八幡市産の九条ねぎ。以前は田んぼだった所に、玉ねぎ用のマルチを活用して大量生産を始めました。マルチを使うことで、雑草除けになり、保湿性が高いために定植時にしっかり水を入れておけば、あとは収穫するだけ...という省力化により、大規模生産が可能に。しかも、除草剤などもまく必要がないので、安全・安心な九条ねぎを生産できます。マルチを使った九条ねぎの生産を思いつき、普及させたのが古里さん。後進の育成にも努め、何人もの九条ねぎ生産者を育て上げてきました。
JA京都やましろ 小松菜 東川さん(八幡市)
八幡市産の小松菜は、この10年で「八幡を代表する特産品」に急成長しました。以前は、それぞれの農家が、別々に束ねて出荷していたそうですが、共通の袋を作って出荷しようというのが、「八幡市野菜の会」ができたきっかけでした。同じ袋を使うようになったことで、会員全員が、同じ品質同じ規格の小松菜を生産するために集まって勉強するようになり、その結果、野菜の品質そのものも、大幅に向上することになったとか。市場でも高く評価され、現在、野菜の会の会長を務める東川さんも「小松菜生産を通してふるさと八幡をおおいに盛り上げたい」と考えています。
今回は、地元はもとより、仕事で遠方から来られた人をも虜にし、次々と常連客にしてしまうお好み焼・鉄板焼の名店「吉野」から番組をお届けします。
創業から48年、変わらぬ味と店主の笑顔で、人の輪を育み続けてきた「吉野」。一見、わかりにくい路地奥にありながら、人波も楽しげな笑い声も絶えることがありません。そんな「吉野」に今回番組が持ち込んだのは、八幡市産の「小松菜」と「九条ねぎ」。いずれも、10年程前から、生産量が急拡大し、品質も粒ぞろいで、市場でも高い評価を得ています。
実は、八幡市内では若手農家が集まって10年程前に「八幡市野菜の会」を結成。互いに切磋琢磨しながら「ふるさと八幡を農業で盛り上げよう」と頑張っています。「人の輪」があればこそ、様々な可能性が広がる!どんな仕事でも共通する絆の大切さについて、楽しく語り合います。
「吉野」の名物といえば、使いこまれた鉄板と、その奥でお客を迎えてくれる吉野さんの笑顔。時には脱線しながらも、「人の輪」がもたらす輝きについて、語り合う出演陣。
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JA京都 コシヒカリ 川勝さん(南丹市美山町)
福井県との県境近くに位置する南丹市美山町鶴ヶ岡地区。川勝さんは長年、ここで、おいしいと評判のコシヒカリを生産しています。米の良し悪しを決めるのは、「水、土、天候」。美山では、原生林や国定公園を水源とする山水を使ってお米が生産されるため、ミネラル分豊富なおいしいお米ができるのだとか。
JA京都 丹波くり 梅原さん(京丹波町)
高級ブランドとして全国的にも名高い「丹波くり」ですが、中でも和知で採れるものは最高級品として知られ、昔から「和知栗」の名で親しまれてきました。大粒のブランド栗を作るための一番重要な作業は、実は年末から春前までに行われています。栗の木の姿を整え、いい実がつくよう、枝を整理する「剪定作業」。その極意を梅原さんに伺いました。