今回は、地元はもとより、仕事で遠方から来られた人をも虜にし、次々と常連客にしてしまうお好み焼・鉄板焼の名店「吉野」から番組をお届けします。
創業から48年、変わらぬ味と店主の笑顔で、人の輪を育み続けてきた「吉野」。一見、わかりにくい路地奥にありながら、人波も楽しげな笑い声も絶えることがありません。そんな「吉野」に今回番組が持ち込んだのは、八幡市産の「小松菜」と「九条ねぎ」。いずれも、10年程前から、生産量が急拡大し、品質も粒ぞろいで、市場でも高い評価を得ています。
実は、八幡市内では若手農家が集まって10年程前に「八幡市野菜の会」を結成。互いに切磋琢磨しながら「ふるさと八幡を農業で盛り上げよう」と頑張っています。「人の輪」があればこそ、様々な可能性が広がる!どんな仕事でも共通する絆の大切さについて、楽しく語り合います。
「吉野」の名物といえば、使いこまれた鉄板と、その奥でお客を迎えてくれる吉野さんの笑顔。時には脱線しながらも、「人の輪」がもたらす輝きについて、語り合う出演陣。
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JA京都 コシヒカリ 川勝さん(南丹市美山町)
福井県との県境近くに位置する南丹市美山町鶴ヶ岡地区。川勝さんは長年、ここで、おいしいと評判のコシヒカリを生産しています。米の良し悪しを決めるのは、「水、土、天候」。美山では、原生林や国定公園を水源とする山水を使ってお米が生産されるため、ミネラル分豊富なおいしいお米ができるのだとか。
JA京都 丹波くり 梅原さん(京丹波町)
高級ブランドとして全国的にも名高い「丹波くり」ですが、中でも和知で採れるものは最高級品として知られ、昔から「和知栗」の名で親しまれてきました。大粒のブランド栗を作るための一番重要な作業は、実は年末から春前までに行われています。栗の木の姿を整え、いい実がつくよう、枝を整理する「剪定作業」。その極意を梅原さんに伺いました。
今回は、北大路魯山人ゆかりの名店として知られる京丹波町の鮎茶屋「角屋」から番組をお届けします。
夏は鮎会席、冬はぼたん鍋と、四季折々に地元の食材をふんだんに使った料理を提供する「角屋」。地産地消へのこだわりは、単に訪れる人々を満足させるためだけでなく、丹波地域そのものを元気にしていくという強い想いに根ざしています。
旧和知町時代から受け継がれてきた栗や黒豆等の農産物、清廉な水が作り上げる米、そして、丹波の大自然が育んだ鮎や猪肉の味わいは、まさにここでしか出会うことのできない「地域の宝」!これらの「宝」をどう活かし、丹波地域を、そして京都を元気にしていくのか。農業、商業の垣根を超えて、熱く語り合います。
京都には地域毎に様々な特産品があります。こうした「地域の宝」を、農商工が連携して魅力ある商品として広く発信していくことが、今後の地域活性化の大きな柱となるのでは!?テーブルを囲み、語り合う出演陣。
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今月は、予定を変更して、元日の朝10時からの放送となります。
今では国内はもとより、海外でも注目を集める「京野菜」。そのブランド化事業がスタートしたのは、平成元年。今年はちょうど30年の節目の年に当たります。そもそもなぜこうした事業がスタートしたのか、成功の秘訣は何だったのかを改めて検証すると同時に、京都だからこそできる挑戦について考えていきます。
京都の農畜水産物のブランド化事業30年を振り返り、京都だからこそできる挑戦について、スタジオで熱く語ります。
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JA京都 えびいも 小西さん(京丹後市久美浜町)
砂土(すなつち)が多く、もともとイモづくりに向いていると言われる京丹後。久美浜では、長年、サトイモを作ってきた技術もあり、次は「えびいも」というブランド京野菜の一大産地にと、3年前に「えびいも」生産者が部会を結成し、小西さんは部会長を務めています。圃場での研修や勉強会を重ね、出荷の際には、イモを持ち寄って規格や品質を合わせるための「目合わせ」を徹底することで、市場でも久美浜の「えびいも」は、高い評価を得られるようになってきています。
JA京都 こかぶ 岡本さん(伊根町)
漁業の町・伊根ですが本庄(ほんじょう)地区では、ここ数年野菜づくりを行う若手生産者が増えています。遊休農地となっていた場所に新たに設けられたのは、8年前に伊根町に移り住み、新規就農した岡本さんのハウスです。そこで収穫しているのは、10年程前から出回るようになった、新しい品種の「こかぶ」。「あやめ雪」の名前で販売されることが多く、皮も葉っぱも柔らかで、そのままサラダでも食べられるのが特徴です。
今回は、京都市中京区麩屋町錦上ルに、今年9月、オープンしたばかりの話題のお店「餃子ごずこん」から番組をお届けします。
25年程前、京都の料理界を席巻した「創作料理ブーム」。その時代、修業を積んだ料理人達が、今では和食、洋食のジャンルを越えて活躍していますが、「餃子ごずこん」を経営する鵜川シェフもそのひとり。祇園で人気店「ごずこん」を構えて10数年、その中で看板メニューに育った「餃子」をテーマに 国内外の観光客で賑わう錦市場のそばに新店をオープン。従来の餃子感を超えた新しい味わいを提供しています。
薬膳料理の世界では、健康に良い滋養食とされている「胡麻・豆・昆布」。その3つを名前の由来とする店だけに、素材の持つ味わいを最大限に活かし、滋味あふれる料理に仕上げるための創意工夫が随所に光ります。
京都という地の利、人の利があったからこそできる店づくり、そして、農業の現場でも強みとなる「地の利・人の利」についておおいに語り合います。
京都なればこその「地の利」「人の利」を活かし、創造性豊かな料理、農産物を産むことの意義、喜びを語る出演陣
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JA京都 温江村づくり委員会加工部(与謝野町)
与謝野鉄幹・晶子ゆかりの地として知られる与謝野町温江地区。大江山連峰を背景に、棚田が広がる美しい集落で、住民が植えた2キロにも渡る桜並木が、シンボルロードとなっています。温江地区では、6年程前から村づくりのための協議を本格的に進め府や町の支援を受けて、一昨年の春、「あつえ彩菜館」をオープン。温江や丹後で採れた農産物をふんだんに使い、お弁当やお菓子を作って販売しているほか、地元で生産された野菜やお米も販売しています。
JA京都 丹波くり生産振興プロジェクト
お菓子の材料としても需要が高まる栗。京都ではなんといっても「丹波くり」が有名ですが、JA京都では、1億円産地化プロジェクトも進行中。高齢化で耕せなくなった田んぼなどを有効利用し、栗園を増設。地域の景観を守ると同時に、ブランド「丹波くり」のふるさととして、新規就農者を増やし、地域を元気にしていく取り組みも進められています。