2016年9月25日(日)放送の内容
今回は、京都市役所近くにあって、小さな子供さん連れの女性客に人気のお店「レストランカフェ サラオ」から番組をお届けします。
アマゾン奥地で、昆虫から草食・肉食動物までが集うという不思議な沼「サラオ」を名前に冠したこの店には、肩肘張らず誰もが気軽にフレンチを楽しんでもらいたいという笹尾さん夫妻の想いが様々な形で散りばめられています。
新鮮さを第一に、地産地消にもこだわった食材を使って提供されるのは、フレンチの技がプラスされた洋食メニューの数々。そこには、シェフの職人技だけでなく、多くの人達の「見えざる努力や知恵」が、結集しています。「本物のものづくり」につながる、こうした「見えざるチカラ」について、農業の現場、食の現場からリポートします。
![KBS京都スタジオ](/tv/aguri/images/20160925_001.jpg)
本物の味わいを届けるために、見えないところで多くの生産者や仕事人達が重ねる努力や工夫について語り合う出演陣。
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2016年8月28日(日)放送の内容
今回は、いつもの番組とは内容を変えて、今月、JAグループ京都がロシアで開催した「京都の農畜産物を使った大晩餐会」の模様を紹介します。
3年前に、パリ・ベルサイユ宮殿での開催以来、京都の農畜産物のブランド力を世界に紹介するキャンペーンを毎年、各国で開催。4回目となる今回は、国、京都府・京都市、国内の他の農業団体、経済団体なども参加し、オール・ジャパンで京都をはじめとする日本の農畜産物の魅力をアピールしました。
晩餐会とあわせて開催された、宇治茶・日本酒フェアの様子やモスクワの企業家や政府・自治体関係者らとの懇談会の模様などもリポートします。
![KBS京都スタジオ](/tv/aguri/images/20160828_001.jpg)
KBS京都のスタジオで。大盛況のうちに幕を閉じた今回の一大キャンペ―ンの成果を、中川会長に伺いました。
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京山科なす 奥谷さん(木津川市)
昭和初期までは京都で生産される「なす」の6~7割を占めていた「京山科なす」。皮が薄く、長距離輸送に向かないため一時は栽培が途絶えていましたが、おいしさが再評価され復活。今では「京のブランド産品」として生産され、丸漬けの材料として人気を集めています。6年前になす農家に転身した奥谷さんは日夜、栽培法の研究に取り組んでいます。
宇治茶 林さん(和束町)
古くから高級煎茶の産地として知られ、今では宇治茶の4割近くを生産する京都府和束町。抹茶ブームのため原料となる「碾茶」の生産が急増する中、茶農家5代目の林さんは管理が難しく手もかかる有機栽培にこだわるとともに、一家で工場を構えました。それぞれに自分の畑を持つ父、弟とも競い合いながら、ブランドの名にふさわしい品質に仕上げるために、工夫を怠りません。
2016年7月24日(日)放送の内容
※今月の放送時間は16:55からになります。
今回は、東洞院通四条上ルにあるイタリアン・レストラン「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」から番組をお届けします。
フィレンツェに本店を置く「サンタ・マリア・ノヴェッラ」は世界最古の薬局と言われ、中世の頃から培われたレシピに基づく様々なハーブ製品で、800年に及ぶブランドを誇っています。世界各地にショップを展開していますが、レストランを併設しているのは、京都ただ1店舗のみ。京都とフィレンツェの姉妹提携40周年を機に出店し、京都が誇る様々な食材を活かしながら「食の面でもブランド力に磨きをかける!」~その挑戦について話を伺うとともに、宇治茶と京山科なすの生産現場を紹介。農業の世界でもブランドにあぐらをかくことなく、よりよい品物をと挑戦を続ける人達の姿をリポートします。
![語り合う出演陣](/tv/aguri/images/20160724_001.jpg)
日々の挑戦があるからこそ、ブランドは輝き続けることができる!と、語り合う出演陣。
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万願寺甘とう 岡安さん(舞鶴市)
ブランド野菜に認証されてから栽培に力が入れられている万願寺甘とう。舞鶴市万願寺地区が発祥とされる、大型・肉厚の辛くないとうがらしで、出荷量も年々増加しています。長年大学で高分子化学の研究に携わってきた岡安さんは、土の温度や水分量を計測し、ペーハーや肥料も適正に管理しながら栽培を進めています。
京うり 木村さん(亀岡市)
古くから京の都への食糧供給地として発展してきた亀岡市篠町は、かぶらや大根など多くのブランド農産物を生み出してきました。そんな篠町でこの時期作られているもののひとつが京うりです。果肉が厚く、緻密で弾力性があり、ほのかな甘みで人気がアップしています。また安心安全にこだわる木村さんが力を入れているのが地元の直売所への出荷です。そんな家族ぐるみでの取り組みも紹介。
2016年6月26日(日)放送の内容
今回は、油小路通仏光寺上ルに、昨年11月、オープンした「町家四川 星月夜」を舞台に番組をお届けします。
国内外に多くの店舗を展開するレストランチェーンで一緒に仕事をしていた遠藤さん、佐藤さんのふたりが、退職を機に新たなチャレンジの場として選んだ京都の地。
なぜ、京都だったのか、食のプロ達が見る京都の魅力とはどのようなものなのか、話を進める中で、京都が持つ多面的な魅力の真髄に迫ります。
また、生産現場からのリポートでは、大消費地でもある京都に隣接することで、多くのブランド野菜を生み出してきた亀岡市篠地区での「京うり」づくり、舞鶴が生んだブランド野菜「万願寺甘とう」栽培を通して、地域に新たな輝きを届けたいと奮闘する若手農家の姿を紹介します。
![語り合う出演陣](/tv/aguri/images/20160626_001.jpg)
食や農業の世界には、その地域でしか出せない味というものがありそれがあるからこそ、地域をまた元気にすることができる~と語り合う出演陣。
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まさ農園(与謝野町)
建築関係から4年前に45歳で農業の世界に飛び込んだ松本さん。お手のものの大型機械を駆使していくつもの棚田を手際よくシロカキしていきます。また築130年にはなるという自宅を改築して交流のためのスペースを設け、九条ねぎを使ったスイーツなど夫婦で出会いと新しいものを生み出しています。
賀茂なす 志馬さん・瀬戸川さん(綾部市)
亀岡市や京丹後市とともにブランド賀茂なすの生産地となっている綾部市。賀茂なすづくり18年の志馬さんは独自のノウハウで毎年、最高品質のなすを市場に送り出しています。Iターンで農業を始めた瀬戸川さんは先輩農家やJAのサポートを受けて、土づくりにこだわった賀茂なす栽培に取り組んでいます。