河北農園(綾部市)
京都の名店のシェフに野菜を届けている河北農園。単に求められる野菜を作るだけでなく、生産者として新しい農産物の活用方法なども提案しています。
京都の名店のシェフに野菜を届けている河北農園。単に求められる野菜を作るだけでなく、生産者として新しい農産物の活用方法なども提案しています。
今回は、室町三条下ルにある洋食のお店「ビストロセプト」本店を舞台に番組をお届けします。
店長の緒方シェフは、関西の名だたる食通をうならせる「すご技」の持ち主!調理法やソースなどの味わいもさることながら、食材への「強いこだわり」と、素材を活かす独創的なアイデアで「一期一会の一皿」を創り上げています。
野菜類については、京都府内の契約農家から直接仕入れを行っているということで、今回は特に、生産者とシェフとのコラボがいかに「農産物の新たな価値創造」につながっているのか、紹介します。
また、半世紀もの間、研究を重ね、「どこにもない味わいのきのこ」を生み出した高付加価値創造企業の取り組みにもスポットを当てます。知恵と技を駆使して生み出した「宝」を、緒方シェフがどんな一皿に変身させてくれるのか、注目です!
緒方シェフとともに。食の新たな価値創造について語り合います。
今回は、三条会商店街の中に4年前にオープンした飲茶と中国料理のお店「魏飯夷堂」から番組をお届けします。
オーナーシェフの魏さんは、京野菜を使った中国料理で知られる「一之船入」も経営。子供の頃、毎日食べた小龍包の味を再現する店として、新たに「魏飯夷堂」をオープンさせたのだとか。いずれの店舗でもテーマにしているのが「医食同源」。「食べることから心身を健康にしていく」ための料理を日々、提供し続けています。
そのためには食材の「安全安心」は、基本中の基本!ということで、今回は、京都の農産物がいかに「安全安心」にこだわって作られているのかを紹介。これからが旬の「京たけのこ」と「京壬生菜」を使って、番組のためにスペシャルメニューを披露頂きます。
食の安全安心について意見を交わす出演陣。
今回は、地元ならではの食材を活かし、こだわりの味を届けるお店「麺工房 手打ちうどん やまびこ 伏見店」から番組をお届けします店の人気メニューのひとつとなっているのが、酒粕うどん。すぐ近くの酒蔵から出る最高級の酒粕と、地元産の九条ねぎをたっぷり使った垂涎の味!うどんは、日々の気温や湿度によっても生地のコシが変わるため、常に五感をフルに働かせて創り出しているのだとか。
「酒造り」の現場も同様で、機械化が進んでも、麹菌の状態や毎年の米の出来具合によって発酵の加減が変わるため、常に製造のプロが、香りや泡立ち具合などを確認しながら生産が行われています。同様に、九条ねぎ栽培の現場もまた、葉の色つやや土の状態を見ながら、水や肥料を加減。麹や米、九条ねぎ、そしてうどん、すべては「生き物」だからこそ五感を磨き、最高の味わいを生み出さなくてはならない!
今回の番組では、農家や職人のみなさんの心意気が燃える、奥深く魅力にあふれた「ものづくり」の現場をリポートします。
五感を磨き、生み出す味の奥深さについて語り合う出演陣
今回は、円町近くにある洋食のお店「レストラン ヴェール・プレ」から番組をお届けします。全国各地のフレンチレストランで修行を重ね、もと理髪店だった実家を自身の店としてオープンさせた山田シェフ。「いつまでも愛され続ける味」それでいて、「ちょっぴりリッチな日常のシーンを演出してくれる料理」を提供されています。時代毎に変化する味へのニーズにも応えつつ、先人達の智恵や工夫、想いを今に受け継いで「農産物づくり」を続ける京都府内の農家の生き様にも通じるその料理の世界。今回は、「聖護院かぶ」と「白菜」を使って、番組のためにスペシャルメニューを披露頂きます。
また、生産現場リポートでは、年々変わる天候と向き合いつつ「変わらぬ味」を生み出す農家の技や、度重なる風水害にも負けず農業を続ける西舞鶴地域の農家グループの活動にスポットを当てます。
長く愛され続ける味をどう生み出していくのか、意見を交わす出演陣
今回は、京都市中央卸売市場第一市場の敷地内に2年前にオープンした「京・朱雀 すし市場」から番組をお届けします。京都府寿司生活衛生同業組合が、運営するお店で、若手のすし職人の育成の場として、また日本の食文化の発信拠点として、大きな期待を集めています。毎日、市場に入荷した新鮮な魚を使って作られるお寿司。シャリには京都米が使われています。魚のプロ、米のプロ達の活躍があってこそ、日本の食文化を代表する「おいしいお寿司」が作られていることを、様々な角度から紹介していきます。
食文化を支えるプロフェッショナルをどう育てるか、意見を交わす出演陣
今回は、京都市西京区にある話題のピッツェリア「イル・ピッコリーノ」から番組をお届けします。ローマで修行し、地元京都市に戻った金定さんが、約3年前にオープンした隠れ家の様なお店。ピッツェリアとは思えない和のしつらえと豊かな自然が、本格ナポリ風ピザをよりおいしくしてくれます。そんなお店の中で、自然の恵みをいかに活かして農業を行い、また新しい味わいを育てていくのかを語り合います。
自然の恵みを活かし、新たな味をどう育てるのか、店内で語る出演陣
今回は、いつもの番組とは内容を変えて、先月、JAグループ京都がトルコのトプカプ宮殿で開催した「京都の農畜産物を使った大晩餐会」の模様を紹介します。昨年のパリ・ベルサイユ宮殿で開催した「大晩餐会」では、国内外から、京都ブランドの農産物の魅力に注目が集まりました。ヨーロッパへの輸出の話も広がる中、2回目となる「大晩餐会」では、京都府・京都市のみならず、国や経済団体も強力にバックアップし、まさに「オール・ジャパン」で、京都の食材、和食の文化をアピール!「世界三大料理」の地であるトルコで、それも世界遺産を舞台に開催された「大晩餐会」の狙いと成果を検証します。
KBS京都のスタジオで。去年に引き続き、「世界三大料理」の地・トルコで「大晩餐会」を開催した狙いを、中川会長に伺いました。
今月は、七条千本にある「食」をテーマにした複合ビル、KYOCA(京果会館)1Fにあるナポリビッツァの専門店「メルカート」から番組をお届けします。KYOCA(京果会館)は、京都市中央卸売市場第一市場の青果部門の卸会社「京都青果合同株式会社」の所有するビルで、先月20日にリノベーション・オープン。2年後の鉄道博物館の開設で京都の新たな賑わい創出拠点として注目を集める京都駅西部エリアにおいて、市場と連携した「京の食文化」の発信基地となることが期待されています。そこで、今回は改めて、「京の食文化」を支える市場の役割と、そこで活躍する匠達の技にスポットを当て、京都のブランド食材の可能性について考えます。
京野菜のブランド化における市場の役割について語り合う出演陣
今回は、いつもとは少し番組内容を変えて、京都市内でのJAの取組みや、京都の未来づくりに向けた新しい活動について紹介します。7月20日にJA京都市が初めて開催したイベント「夏の大感謝祭」では、生産者と消費者が交流する中で、地域を元気にしていこうと笑顔の輪が広がる様子をリポート。また、地域の「安全安心」のために幅広く役立てられている共済事業について紹介するほか、来月トルコで開催される「京都の農産物を使った大晩餐会」についても取り上げます。
今月KBSホールで行われたJA京都市共済推進大会。トークショーでは、京都市域でのJAの取組みや共済事業について、またフランスやトルコでの京の食文化を紹介する事業について熱く語られました。
KBS京都テレビ
毎月第4日曜日 12:00-12:30
※再放送 翌日月曜日 9:00-9:30
中川泰宏(JA京都中央会会長)
【司会】飛鳥井雅和
京都府内で生産されている安全安心でおいしい農畜産物の魅力を紹介するプログラム。毎回、食材や料理法にこだわりを持っている話題の料理店を取り上げ、店主にインタビュー。産地取材では、農家がどのように、安全にこだわった農畜産物を生産しているか、その苦労や工夫を紹介しています。最後には、とっておきの府内産の食材を使って、料理店でこだわりの逸品を作って頂きます。楽しみながら、食や農業、食文化などについて理解を深めて頂ける番組です。