ラジオ番組『大雲・せいじの坊僧ラジオ』について合評

例会ではまず、テレビ編成局長、ラジオ局担当常務取締役からテレビ・ラジオ10月改編のポイントが説明されました。

テレビ編成局長からは「テレビ開局55周年ということで、4月改編では金曜日の夜の経済情報番組を大きくリニューアルするなどしてスタートいたしました。 10月改編では大きな改編はせず、内容をより魅力ある番組にするよう努めます。新番組として土曜日の朝「SUNNYTIME」メインキャスターの杉浦太陽さんが京都のラーメンを食べ歩くという新しいコーナーをこの秋から作りまして、それを新しい番組として「太陽、京都で麺喰らう」として11月から放送します。
また年4回発行している広報誌PGが、京都市営地下鉄の駅に置いてもらえることになり、サイズを6つ折りのコンパクトからA4サイズに変更するなど、内容を含めリニューアルをしました。多くの方に手に取っていただき、番組を知ってもらう機会としたいです。」と説明がありました。

ラジオ局担当常務取締役からは「キャッチフレーズは、「音で伝わる、心に伝わる。」です。
1997年から2000年代までにかけまして、KBS京都ラジオのキャラクターとして使用していた「ラジタン」がデザインを少し変更し「令和版ラジタン」として復活、新たなKBS京都ラジオのキャラクターとして活動します。Xで様々な情報を伝えていく「ラジタンのつぶやき」や、Lineスタンプの販売も計画中です。新番組としては月曜日から木曜日朝10時からの帯「ま～ぶる」の火曜日が桂二葉さんと梶原誠アナウンサーが卒業、新たに落語家の桂りょうばさんと吉野初香さんのコンビが登場します。」との説明がありました。

番組の合評では、今月の合評対象番組であるラジオ番組「大雲・せいじの坊僧ラジオ」について各委員が意見を述べました。
番組担当者からは「youtubeチャンネルの登録者33万人越え、「怪談説法」で人気の三木大雲住職と先日得度式を挙げ、天台宗の僧侶になった千原兄弟のお兄さん、千原せいじさん。京都出身、僧侶、怪談やオカルトの都市伝説にも興味があるなど、共通点が多いお2人の番組です。7月から始まりましたが、番組のyoutube配信が大変好調です。三木住職とせいじさん、2人の色合いの違う発言、それを取り持つアシスタントの去来川奈央さんのコンビネーションが非常に面白い形で展開されていると思っています。9月で一旦終了ですが、10月にはイベントを予定、来年1月から再開できればと考えています」と説明がありました。

委員からは「声質も聞きやすく、あっという間の30分だった」「コンビを組むべくして組んだ感じがある」「仏教の話、うんちくなどもあり興味深かった」「どのお悩みにも「それでいいんですよ、大丈夫ですよ」と安心させるようなお話にまとめておられて上手だなと感心した」「せいじさんの発言は自由すぎるところもあるが、不快ではなかった」「ラジオとyoutubeの関係をどのように考えるのか」「終わるのはもったいないので続けてほしい」などの意見をいただきました。

(番組審議会事務局)

令和6年度　株式会社京都放送　番組審議会委員 (9月例会出席者)