今回の番組は、京都市内を南北に走る東大路通を少し西に入った繁華街・祗園に昨年オープンした「祗園 えばた」からお届け。
実家の老舗焼肉店「江畑」から独立した江畑卓弥さん。これまでの職歴はすべて「焼肉店」という、焼肉一筋の江畑さんでしたが、オープン1年前には農家で農業に携わる機会を得て、料理人としてより食材を大切にする意識が高まったといいます。
メニューはその日一番良いお肉を、一番おいしい状態で提供する「おまかせコース」ひとつで勝負しています。ほかの焼肉店との大きな違いは、お肉を店側の焼き手が焼いてくれるスタイル。「焼肉という料理を未完成でお客様に出すのではなく、最後まで仕上げて、最高の状態で食べてほしい」という江畑さんのこだわりです。
看板メニューはコースの締めの「ギャラネギ」。牛の第四胃袋・ギアラと京野菜の九条ねぎを一緒に焼き上げる、京都ならではの豪快な一品です。今回はそんなこだわりの焼肉店で、「京の肉」と京みず菜を使ったメニューを味わいます!
2021年6月にオープンした「祗園 えばた」入口
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今回の番組は、木材店が建ち並ぶ中京区壬生天池町の路地にある「Leon食堂146」からお届け。
実家の木材店の一角でお店を始めたのが、この店のCOO(最高執行責任者)山田さん。以前飲食店で一緒に働いていた高野さんを料理長として誘い、2021年12月にオープンさせました。
実家が木材店というだけあり、店内のデザインには至るところに山田さんのこだわりが。木の温もりが感じられる内装に、整理収納アドバイザーの資格を持つ山田さんが選び抜いたインテリアが映えます。
もちろん料理にもこだわりが。京都産を中心に、減農薬のものなど厳選された食材を使い、シェフの高野さんがフレンチの腕を振るいます。また木曜日のみ店名を「れおんの木」とし、ラーメン店として営業するというユニークさも。
今回はそんなこだわりの詰まった洋食レストランで、春の味覚・丹波ウドと、京たけのこを使ったメニューを味わいます!
昨2021年12月にオープンした「Leon食堂146」
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今回の番組は、京都のシンボルロード・御池通から間之町通りを北へ入った場所にある人気店「サンドイッチのタナカ」からお届け。
今年の4月で創業49年。店主・田中和代さんが「この先、電話など仕事をしながら片手で食べられるものが流行る」という"先見の明"で始めたお店には、毎朝4時起きで仕込む美味しい手作りサンドイッチを求め、地域の人々はもちろん、全国からファンが訪れます。
「もったいない」の気持ちから、パンの耳を切らずに使用しているのが特徴のサンドイッチは、リーズナブルでボリュームたっぷり!お昼時になると行列ができるほどです。中でも20年前からの定番商品で、たっぷり果物をはさんだ「フルーツサンド」は、世代を超えて愛されるお店の看板メニューとなっています。
今回はそんな人気サンドイッチ店で、長岡京市の特産品で今が旬の花菜と、全国的にも評価の高いお米「丹波キヌヒカリ」を使ったメニューを味わいます!
中京区にある「サンドイッチのタナカ」
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今回の番組は、JA京都中央会・中川泰宏会長のご自宅から特別対談企画をお届け。
京都有数の米どころとして知られる南丹市の西村良平市長をゲストに招き、コロナ禍で困難に直面する地方都市の再生への取り組みや、農業の未来について語ってもらいます。
令和の大嘗祭に献上するお米の斎田に八木町が選ばれるなど、米どころとしての印象が強い南丹市ですが、淡路島よりも大きい市域内には、豊かな自然や文化など見所が多いと西村市長は話します。京都市内からも近い「ちょうどいい田舎」ということで、このコロナ禍には移住希望者が増加。これまでも、人口減少にブレーキをかけるために、移住者が安心して生活できるよう子育て支援や移住手当の拡充など積極的に取り組んできたといいます。
このコロナ禍でリモートワークなど働き方が大きく変わり、都会にはない「田舎暮らし」が見直されていると考える中川会長。その上で地方再生と農業は切っても切れない関係だと語り、京野菜の産地としても知られる南丹市への期待を話しました。
かつて、八木町長と八木町職員という関係で、ともに地方行政に取り組んできた中川会長と西村市長。コロナ禍で変化を必要とされる中、地方再生と農業の未来について、互いに熱く語り合います。
中川会長、西村市長、司会の飛鳥井で「地方再生」と「農業の未来」について語る
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※今回は2022年1月1日(土) 朝10:00からのオンエアです。【再放送は翌日1月2日(日) 朝9:30から】
2022年元日放送の今回の番組は、JA京都中央会中川泰宏会長のご自宅からお届け。お正月にふさわしい正装に身を包んだ中川会長と番組司会・飛鳥井が、コロナ禍の対応に追われた2021年の振り返り、さらにコロナ禍3年目となる2022年の抱負を語ります。
緊急事態宣言に、ワクチン接種など守りの対策が多かった2021年ですが、2022年は「攻め」の農業を展開していくと、中川会長は語ります。
その例の一つとしてあげられるのが、2013年から行ってきた、京野菜世界ブランド化プロジェクト。2019年まで7年連続で開催してきましたが、コロナ禍で空白の2年間が。世界へ出向いていけない現状を打破する、中川会長のアイデアとは?
2022年の抱負を語る、中川会長と飛鳥井
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今回の番組は、伏見区に今年3月オープンした、「元気小煮(げんきしょうに) マーラータン」からお届け。学生の街として知られる伏見区には、中国人留学生が多いことや、気軽にボリュームのある料理を食べられることから、大学周辺には中華料理のお店が目立ちます。
そんな中華料理の激戦区で中国・ハルピン出身のご夫婦が作るのは、中国の東北料理。辛さの中にもうま味が際立つ味付けで、早くも人気店となっています。
看板メニューは「マーラータン麺」。手間を惜しまず仕上げた牛骨スープがベースで、具材は店内の冷蔵ショーケースから好きな物を選ぶことができます。同じくショーケースの具材を好きなだけ入れられる、寒い冬にピッタリの火鍋も人気。
今回は、京都の野菜×中華。今が旬の京丹波町・瑞穂のほうれん草と八幡市のしろ菜を、中国・東北料理の家庭の味、そして火鍋で味わいます!
伏見区の「元気小煮マーラータン」
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今回の番組は、京丹波町、国道9号線沿いにお店を構える「無双心 ふるさと京丹波店」からお届け。
亀岡で2012年に創業した無双心は、ふるさと京丹波店で5店舗目。開店した土地のものを使用するこだわりで、どの店舗も地元の人たちから愛される人気店になっています。
麺は店舗内に製麵所を設置し、全て自家製麺。スープは、鶏豚骨に野菜のでんぷん質でとろみをつけた、こってりのようであっさりと誰でも飲みやすいお味です。九条ねぎは、亀岡産のものを使用。大き目にザクザクと切ったねぎの食感と香りが、無双心のラーメンの味を引き立たせます。
また、ランチでガッツリと食べたい方へ向けたご飯セットも充実。地元京丹波町が誇る最高品質のお米と合わせるお供とは?飲食店になくてはならない、最高の名脇役な野菜を取材しました。
無双心 ふるさと京丹波店
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今回の番組は、JA京都中央会・中川泰宏会長の自宅から、JA滋賀中央会・竹村敬三会長をゲストに迎え、JAと農業の今後について語ります。
今年は3年に一度のJA大会が開催される年。6月に新任された竹村会長は、まず経営改善に努めると話します。京都、滋賀それぞれの土地にあった農業、運営をすれば結果は出てくると中川会長。滋賀を語る上では外せない「琵琶湖」を取り巻く農業環境に合わせた、滋賀の米作り、近江牛などブランド産品の展開を「近江商人」になぞらえて賞賛しました。
一方で竹村会長は滋賀の農業の役目の一つとして、食糧安保も担っていると語ります。現在のようなコロナ禍をはじめ、様々な災害などに対しても食の安全安心を担うと、竹村会長は強く語りました。
中川会長、竹村会長ともに、京都と滋賀の連携をより強化し、今後ますます2府県の成長につなげたいと話しました。
中川会長、竹村会長、司会の飛鳥井で今後の「食」と「農」について語る
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今回は、JA京都中央会・中川泰宏会長のご自宅にて、京丹波町長・太田昇さんをゲストにお迎えし、農業を基幹とした町づくりについてお話を伺います。
これから旬を迎える京丹波のブランド京野菜。丹波くり、丹波黒大豆の枝豆(紫ずきん)、京丹波大黒本しめじ、丹波産キヌヒカリなどの特産品が、京丹波町の秋を彩ります。
道の駅「味夢の里」では、これらの京野菜が購入できるほか、様々な加工品が集っており、2020年10月には隣接地にホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・京都京丹波」がオープン。京丹波の魅力を発信する場として、今後期待されます。
2017年11月に町長に就任し、暮らしの安定安心や子育て支援、産業振興などを中心に、町づくりを行ってきた太田町長。スマート農業を取り入れるための研究や、新規就農者の販路をサポートする「地域商社KYOTAMBA」の立ち上げなど、京丹波の「食」と「農」をさらに成長させる戦略をとってきたのだとか。
10月からは「京丹波黒豆の枝豆街道」が出現。枝豆農家の直売所が37か所出店し様々な場所から買いに来るお客さんの姿は秋の風物詩にもなっています。町の努力でブランド京野菜を成長させてきた京丹波町に、今後必要なことは?
中川会長、太田町長と京丹波町について語り合う
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今回の番組は、JA京都中央会・中川泰宏会長のご自宅から、京野菜のおうちでの楽しみ方をお届けします。
2020年12月、八幡市にオープンしたばかりのテイクアウト専門店「ねぎ焼きタイガー」。京都を代表するブランド産品「九条ねぎ」をたっぷり使用した「ねぎ焼き」は、そのお手頃価格とボリュームから地元の人に大人気です。
さらにこのお店の特徴は、店主の山本将人さん自身が九条ねぎの生産を行う農家だということ。八幡市をはじめ南丹市、京田辺市など京都府内の5つの市に畑を持ち、年間約400トンの九条ねぎを生産しています。ねぎ焼きのお店を通して、九条ねぎの美味しさをより多くの人に知ってもらいたいのだとか。
そしてこの時期旬を迎えるのが「京 夏ずきん」。京丹後市久美浜町で作られる夏の味覚として人気の枝豆です。「九条ねぎ」と「京 夏ずきん」の組み合わせで「今の季節にしか味わえないねぎ焼き」を作っていただきます。京都の味覚を詰め込んだ「ねぎ焼き」の味とは?
爽やかなマリンブルーでハワイアンな外観の「ねぎ焼きタイガー」
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