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番組審議会
11月番組審議委員会
- 開催年月日
- 令和6年11月25日(月)午後4時~4時55分
- 開催場所
- KBS京都放送会館 3階 第3会議室
- 委員の出席
- 松本和加子、松本邦子、山本範子、野村多加世、寺脇研、鈴鹿可奈子
・ラジオ番組『本日、米團治日和。』について合評
番組の合評では、今月の合評対象番組であるラジオ番組「本日、米團治日和。」について各委員が意見を述べました。
番組担当者からは「2015年の4月から始まり10年目、放送回数500回超えの長寿番組です。落語家の桂米團治さんが京都で伝統文化・技術を継承している人、あるいは自ら道を切り開こうとする人のお話を掘り下げて、その世界観を探求する対談番組になっています。お聴き頂いた回は、米團治さんが今年8月に亡くなられたフォークシンガー・高石ともやさんが亡くなられる3週間前、病室を訪れた際にスマホで録音した音源をお持ちとお聞きし、特集した回です。高石さんの長男・のりみちさんをゲストにお招きし、ともやさんを偲びながら昔話に花を咲かせる回になったと思います。取材スタイルは一人のゲストにつき、前編・後編に分けて2週分を収録しています。米團治さんは様々な分野で教養が深く、毎回しっかりとゲストのことを調べ、iPadを収録に持ち込んで臨まれています。メディア慣れしていない方もいらっしゃるのですが、収録前の打ち合わせに十分な時間をとってゲストと打ち解けた上で収録を始めるようにしています。米團治さんの気さくな人柄もあって、番組収録後は楽しかったと言って帰って頂くことが多いです。」と説明がありました。
委員からは「安心して聴ける番組だった」「貴重な音源を聴かせてもらった」「高石さんの歌が効果的に挟み込まれていた」「のりみちさんが米團治さんを信頼して話をしていることで卓越したインタビュー番組になった」「継承をテーマにネタがつきないのは京都ならではなので、これからも長く続けてほしい」「前編・後編2回に分ける難しさを感じた」「前編冒頭で高石ともやさんの説明を入れてほしかった」「米團治さんがのりみちさんに跡を継ぐように勧めていたが、違和感があった」などの意見をいただきました。
(番組審議会事務局)
令和6年度 株式会社京都放送 番組審議会委員 (11月例会出席者)
松本 和加子 | 京都市文化観光資源保護財団 専務理事 |
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松本 邦子 | ㈱京都新聞社 編集局 文化部長 |
山本 範子 | 京都府立府民ホール及び文化芸術会館 館長 |
野村 多加世 | 立命館中学校・高等学校 非常勤講師 |
寺脇 研 | 京都芸術大学 理事 |
鈴鹿 可奈子 | 聖護院八ッ橋総本店 専務取締役 |