番組審議会
1月番組審議委員会
- 開催年月日
- 令和7年1月27日(月)午後4時~5時00分
- 開催場所
- KBS京都放送会館 3階 第3会議室
- 委員の出席
- 森本淳生、平林幸子、松本和加子、野村多加世、松本邦子、山本範子、鈴鹿可奈子
・テレビ番組『エキサイティングJ年末SP苦しみの先にみた紫の真価』について合評
例会ではまず、細井社長からフジテレビの番組出演タレントと女性とのあいだで生じた事案を踏まえ、KBS京都では現状ではそうした報告はないこと、確認のためにこれから調査を始めること、何かあれば適切に対応し、 放送全体に疑惑がかかってくるようなことが払拭されるよう取り組むとの説明を行いました。委員からは「大変センシティブな問題なので、慎重かつ公平公正に対応してほしい」、「社会的に透明性があるようにお願いしたい」、「放送局が報道機関としてのこれまでの蓄積をちゃんと活かして、 正確な情報発信をするのが大事」との意見が出されました。
その後、今月の合評対象番組であるテレビ番組「エキサイティングJ年末SP苦しみの先にみた紫の真価」について各委員が意見を述べました。
合評に先立ち、報道制作局の南哲也局長が番組について次のように説明を行いました。「現在、サンガ関連番組としては、今年の新チームがどんなチームかを紹介する開幕特番、シーズン中は試合の中継、シーズン終了後、1年を振り返るまとめの特番、という年間の流れがあり、担当ディレクターは、それを踏まえて動いています。
ただ期待しても結果が伴わないなど、結局、結果論からどう番組を作るかということになるので、非常にもどかしい部分はあります。今年で言うと、途中本当にJ2に降格するんじゃないかという状況の中、ラファエル・エリアス選手の途中加入によって大きく変わりました。その点を踏まえ、1年の振り返りとキーなったエリアス選手、それからご飯を食べながらトークする、ちょっと柔らかい形で選手の素顔を見せるパートにわけて制作されたと思います。 サッカーファンでない方にも、色々ご意見をお聞かせいただきたいと思っております。」と説明がありました。
委員からは「サッカーは全く詳しくなくても、楽しくわかりやすい構成だった」「試合ごとの順位を示した折れ線グラフは、サッカー知識がなくても理解の助けになった」「どん底の時でも応援するサポーターの熱い姿に、見ているこちらも感情が入った」「選手たちのおしゃべりコーナー、せっかく良い話をしているので、司会役が入って話を回せばもっと良くなったと思う」「エンディングで移籍する宮吉拓実選手のセレモニーの様子だけが流れたが、プロフィールやサンガ時代の雄姿なども合わせて紹介してほしかった」「クラブ創設30周年の年なので、前から準備をして、そういう形でやっても良かったのでは」などの意見をいただきました。
(番組審議会事務局)
令和6年度 株式会社京都放送 番組審議会委員 (1月例会出席者)
森本 淳生 | 京都大学人文科学研究所 教授 |
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平林 幸子 | 元京都中央信用金庫 副理事長 |
松本 和加子 | 京都市文化観光資源保護財団 専務理事 |
野村 多加世 | 立命館中学校・高等学校 非常勤講師 |
松本 邦子 | ㈱京都新聞社 編集局 文化部長 |
山本 範子 | 京都府立府民ホール及び文化芸術会館 館長 |
鈴鹿 可奈子 | 聖護院八ッ橋総本店代表取締役社長 |