今回は、多くの家庭の冷蔵庫の中に常備され、私達にとってももっとも身近な食品のひとつであるはずの「牛乳」と「玉子」を題材に、「食の安全安心」「健康づくり」について考えます。
番組の舞台となるのは、昨年、京都市左京区にオープンしたばかりのスイーツの店「グリーンファーム」。100年以上にわたって、京都で牛乳を配達してきた「たにじりや」が、牛乳のおいしさを知ってもらいたいと始めたお店です。超高齢化時代を迎え、「生涯健康」が叫ばれる日本。にも関わらず、「太るから牛乳はのまない」「生活習慣病なので玉子と牛乳はとらないようにしている」など、安易な知識で、健康を損なったり食事のバランスがとれていなかったりするケースが少なくないようです。
食でこそ日々の健康は守るべき。そのために、完全栄養食ともいえる牛乳や玉子を、いかにかしこく食生活の中に取り入れていくか。今回は、安全安心でおいしい牛乳、玉子を届けるために頑張る生産現場の想いを紹介しながら、語り合います。
「グリーンファーム」にて。牛乳や玉子の食品としての魅力や可能性、生産現場の想いを語り合う出演陣。
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2015年8月23日(日)放送の内容
今回は、京都ではおそらくここでしか味わえないであろうというつけ麺スタイルのホルモン焼うどんで人気のお店「田中」から番組をお届けします。鮮度抜群で、モツ類が苦手な人でも食べられるという「田中」自慢のホルモンは、京都中央卸売市場第二市場から仕入れています。
自治体が管理運営する食肉専門の中央卸売市場は、全国に10箇所ありますが、京都は上級ランクの和牛の取扱率が8割にのぼり、他の食肉市場とは一線を画しています。と畜場が併設された市場であるが故、新鮮な副生物(ホルモン)を市場内で徹底的に洗浄し、 鮮度が失われないその日のうちに出荷。なかなか見る機会がない第二市場の副生物作業場で、どんな仕事人達が日々、食の安全安心のため、頑張っているのかをリポート。
平成30年にオープンが予定されている新施設の概要や、京都から世界に和牛を輸出していくための戦略についても紹介します。また、ブランド認証以降、着実に生産額を伸ばし、最近では首都圏のみならず、海外のレストランからも注目されている京野菜、「万願寺甘とう」についても、その魅力を改めてリポートします。
「京都ホルモン焼うどん 田中」店内にて。新たな夢を拓くため、日々の一歩がいかに重要であるか、語り合う出演陣。
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2015年7月26日(日)放送の内容
※今月の放送時間は16:55からになります。
今回は、7月19日に京都市下京区の梅小路公園で開催されたJA京都市のイベント「夏の大感謝祭」の模様を中心にお届けします。昨年に引き続き、2回目の開催となったこの企画、単に新鮮でおいしい農産物を消費者に提供するだけでなく、農家と地域の人達をつなぎ、京都の都市農業の魅力を発信するなど、様々な目的を持って実施されました。
イベント開催前の準備の様子から、終了後まで密着し、新たな絆づくりへの熱い想いをリポートします。
7月19日に開催された「JA京都市 SUMMER FESTA 2015 夏の大感謝祭」。京都市内の各地域毎にブースが設けられ農家のみなさんやJAの職員のみなさんが新鮮な農産物や加工品を販売。多くの来場客で賑わいました
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2015年6月28日(日)放送の内容
今回は、いつもの番組とは内容を変えて、今月21日に、JAグループ京都が農林水産省・京都府・京都市・経済界のバックアップを得て北京で開催した「京都の農産物を使った大晩餐会」の模様を紹介します。もともとは、京都の農産物を世界的なブランドに育て上げていこうとの狙いでスタートしたプロジェクトで、一昨年のパリ、昨年のイスタンブールにつづく第三弾!世界三大料理の地で京都の食や農業の魅力を大勢の人達に紹介することに成功しました。
特に、今回は戦後70年という大きな節目に、日中友好の新しいステージを、京都の食・農業から拓いていこうとの大きな夢を抱いての実施で、晩餐会のほかにも、様々な交流事業が展開されました。その模様を、じっくりご覧頂きます。
晩餐会の舞台となったのは、中国の女性で唯一名誉国家主席の称号を贈られた宋慶齢ゆかりの邸宅。清朝最後の王・溥儀の住居でもあった世界的な文化財
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2015年5月24日(日)放送の内容
今回は、梅小路公園のすぐ近くにある名店「とんかつ一番」を舞台に番組をお届けします。
戦後まだ洋食が普及する前から、とんかつの専門店として木屋町に店を構え、修業を積んだ弟子たちが全国各地に「のれん分け」の「とんかつ一番」をオープン。その本家本元の味を唯一引き継ぐ名店として、半世紀以上も通い詰めるファンがいる程。昭和の香り漂う店内で、多くの弟子の人たちやお客さんとの「つながりの大切さ」について、お話を伺います。
また、農業の生産現場からのリポートは、舞鶴市の西北端、西方寺地区で頑張る若手農業者達の絆と新しい夢について、京丹後市久美浜町川上地区で、この春立ち上がったばかりの農業法人のチャレンジにスポットを当てます。
「とんかつ一番」店内にて。奥さんの井村里美さんと。
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2015年4月26日(日)放送の内容
今回は、室町三条下ルにある洋食のお店「ビストロセプト」本店を舞台に番組をお届けします。
店長の緒方シェフは、関西の名だたる食通をうならせる「すご技」の持ち主!調理法やソースなどの味わいもさることながら、食材への「強いこだわり」と、素材を活かす独創的なアイデアで「一期一会の一皿」を創り上げています。
野菜類については、京都府内の契約農家から直接仕入れを行っているということで、今回は特に、生産者とシェフとのコラボがいかに「農産物の新たな価値創造」につながっているのか、紹介します。
また、半世紀もの間、研究を重ね、「どこにもない味わいのきのこ」を生み出した高付加価値創造企業の取り組みにもスポットを当てます。知恵と技を駆使して生み出した「宝」を、緒方シェフがどんな一皿に変身させてくれるのか、注目です!
緒方シェフとともに。食の新たな価値創造について語り合います。
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2015年3月22日(日)放送の内容
今回は、三条会商店街の中に4年前にオープンした飲茶と中国料理のお店「魏飯夷堂」から番組をお届けします。
オーナーシェフの魏さんは、京野菜を使った中国料理で知られる「一之船入」も経営。子供の頃、毎日食べた小龍包の味を再現する店として、新たに「魏飯夷堂」をオープンさせたのだとか。いずれの店舗でもテーマにしているのが「医食同源」。「食べることから心身を健康にしていく」ための料理を日々、提供し続けています。
そのためには食材の「安全安心」は、基本中の基本!ということで、今回は、京都の農産物がいかに「安全安心」にこだわって作られているのかを紹介。これからが旬の「京たけのこ」と「京壬生菜」を使って、番組のためにスペシャルメニューを披露頂きます。
食の安全安心について意見を交わす出演陣。
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2015年2月22日(日)放送の内容
今回は、地元ならではの食材を活かし、こだわりの味を届けるお店「麺工房 手打ちうどん やまびこ 伏見店」から番組をお届けします店の人気メニューのひとつとなっているのが、酒粕うどん。すぐ近くの酒蔵から出る最高級の酒粕と、地元産の九条ねぎをたっぷり使った垂涎の味!うどんは、日々の気温や湿度によっても生地のコシが変わるため、常に五感をフルに働かせて創り出しているのだとか。
「酒造り」の現場も同様で、機械化が進んでも、麹菌の状態や毎年の米の出来具合によって発酵の加減が変わるため、常に製造のプロが、香りや泡立ち具合などを確認しながら生産が行われています。同様に、九条ねぎ栽培の現場もまた、葉の色つやや土の状態を見ながら、水や肥料を加減。麹や米、九条ねぎ、そしてうどん、すべては「生き物」だからこそ五感を磨き、最高の味わいを生み出さなくてはならない!
今回の番組では、農家や職人のみなさんの心意気が燃える、奥深く魅力にあふれた「ものづくり」の現場をリポートします。
五感を磨き、生み出す味の奥深さについて語り合う出演陣
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2014年12月28日(日)放送の内容
今回は、円町近くにある洋食のお店「レストラン ヴェール・プレ」から番組をお届けします。全国各地のフレンチレストランで修行を重ね、もと理髪店だった実家を自身の店としてオープンさせた山田シェフ。「いつまでも愛され続ける味」それでいて、「ちょっぴりリッチな日常のシーンを演出してくれる料理」を提供されています。時代毎に変化する味へのニーズにも応えつつ、先人達の智恵や工夫、想いを今に受け継いで「農産物づくり」を続ける京都府内の農家の生き様にも通じるその料理の世界。今回は、「聖護院かぶ」と「白菜」を使って、番組のためにスペシャルメニューを披露頂きます。
また、生産現場リポートでは、年々変わる天候と向き合いつつ「変わらぬ味」を生み出す農家の技や、度重なる風水害にも負けず農業を続ける西舞鶴地域の農家グループの活動にスポットを当てます。
長く愛され続ける味をどう生み出していくのか、意見を交わす出演陣
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2014年11月23日(日)放送の内容
今回は、京都市中央卸売市場第一市場の敷地内に2年前にオープンした「京・朱雀 すし市場」から番組をお届けします。京都府寿司生活衛生同業組合が、運営するお店で、若手のすし職人の育成の場として、また日本の食文化の発信拠点として、大きな期待を集めています。毎日、市場に入荷した新鮮な魚を使って作られるお寿司。シャリには京都米が使われています。魚のプロ、米のプロ達の活躍があってこそ、日本の食文化を代表する「おいしいお寿司」が作られていることを、様々な角度から紹介していきます。
食文化を支えるプロフェッショナルをどう育てるか、意見を交わす出演陣
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