西国三十三所・第六番札所は、壷阪寺。眼の病を封じるというご本尊の功徳にあやかり、福祉やインドとの交流にも力を注いでいます。歴史は古く飛鳥時代に遡りますが、明治時代に作られた浄瑠璃「壺坂霊験記(つぼさかれいげんき)」によって、再び多くの人の知るところとなり、現在に至ります。本尊の観音様だけではなく、大観音石像や大涅槃石像なども見る者を圧倒し、桜や紅葉など季節の彩りの変化も見事です。
2017年5月15日 放送
西国三十三所・第六番札所は、壷阪寺。眼の病を封じるというご本尊の功徳にあやかり、福祉やインドとの交流にも力を注いでいます。歴史は古く飛鳥時代に遡りますが、明治時代に作られた浄瑠璃「壺坂霊験記(つぼさかれいげんき)」によって、再び多くの人の知るところとなり、現在に至ります。本尊の観音様だけではなく、大観音石像や大涅槃石像なども見る者を圧倒し、桜や紅葉など季節の彩りの変化も見事です。
草創1300年の歴史を誇る、西国三十三所観音巡礼。信仰を求めて、観音霊場を巡るこの旅は、江戸時代に庶民の間でも広がりをみせます。観音菩薩像の美しさは、国内だけでなく海外からも注目を集めており、現在でも御朱印帳を片手にご利益を求めて巡礼する人は多く、近年の仏像ブームも相まって、外国人も訪れる世界的な巡礼路になっています。
番組では、その三十三ヵ寺の一つ一つを、4Kで撮影した美しい映像で紹介。ご本尊の観音様はもちろん、ご住職の法話もまじえながら「慈悲の心」を伝えます。また、その寺にまつわる歴史や云われ、エピソード、見どころのほか、休憩処で食べるその土地ならではの銘菓もあわせて紹介していく紀行番組です。