西国三十三所、第二十四番札所・中山寺。聖徳太子によって創建されたと伝わる、日本最古の観音霊場。かつては巡礼の一番札所として多くの巡礼者で賑わい、今も安産の寺としてお詣りする人々が絶えません。本尊は十一面観世音菩薩で、左右両脇侍の十一面観音様もあわせて"三十三面"となり、ここにお詣りすることで、三十三霊場を参拝したのと同じ御利益があるとも言われます。
2017年10月9日 放送
西国三十三所、第二十四番札所・中山寺。聖徳太子によって創建されたと伝わる、日本最古の観音霊場。かつては巡礼の一番札所として多くの巡礼者で賑わい、今も安産の寺としてお詣りする人々が絶えません。本尊は十一面観世音菩薩で、左右両脇侍の十一面観音様もあわせて"三十三面"となり、ここにお詣りすることで、三十三霊場を参拝したのと同じ御利益があるとも言われます。
草創1300年の歴史を誇る、西国三十三所観音巡礼。信仰を求めて、観音霊場を巡るこの旅は、江戸時代に庶民の間でも広がりをみせます。観音菩薩像の美しさは、国内だけでなく海外からも注目を集めており、現在でも御朱印帳を片手にご利益を求めて巡礼する人は多く、近年の仏像ブームも相まって、外国人も訪れる世界的な巡礼路になっています。
番組では、その三十三ヵ寺の一つ一つを、4Kで撮影した美しい映像で紹介。ご本尊の観音様はもちろん、ご住職の法話もまじえながら「慈悲の心」を伝えます。また、その寺にまつわる歴史や云われ、エピソード、見どころのほか、休憩処で食べるその土地ならではの銘菓もあわせて紹介していく紀行番組です。