西国三十三所、第三十三番札所・華厳寺。第一番札所・青岸渡寺から一千キロに及ぶ観音巡礼の満願の地であり、観音様が自らの足で歩まれ、この地を選ばれたとの逸話も残る古刹です。総門から本堂までおよそ一キロ続く参道はとても賑やかで、桜と紅葉のシーズンには参拝者のみならず、多くの観光客が訪れます。過去・現在・未来を表すとされる三つのお堂にはそれぞれ観音様がまつられ、それぞれに御詠歌と御朱印があるなど、見どころいっぱいです。
2017年12月18日 放送
西国三十三所、第三十三番札所・華厳寺。第一番札所・青岸渡寺から一千キロに及ぶ観音巡礼の満願の地であり、観音様が自らの足で歩まれ、この地を選ばれたとの逸話も残る古刹です。総門から本堂までおよそ一キロ続く参道はとても賑やかで、桜と紅葉のシーズンには参拝者のみならず、多くの観光客が訪れます。過去・現在・未来を表すとされる三つのお堂にはそれぞれ観音様がまつられ、それぞれに御詠歌と御朱印があるなど、見どころいっぱいです。
草創1300年の歴史を誇る、西国三十三所観音巡礼。信仰を求めて、観音霊場を巡るこの旅は、江戸時代に庶民の間でも広がりをみせます。観音菩薩像の美しさは、国内だけでなく海外からも注目を集めており、現在でも御朱印帳を片手にご利益を求めて巡礼する人は多く、近年の仏像ブームも相まって、外国人も訪れる世界的な巡礼路になっています。
番組では、その三十三ヵ寺の一つ一つを、4Kで撮影した美しい映像で紹介。ご本尊の観音様はもちろん、ご住職の法話もまじえながら「慈悲の心」を伝えます。また、その寺にまつわる歴史や云われ、エピソード、見どころのほか、休憩処で食べるその土地ならではの銘菓もあわせて紹介していく紀行番組です。