西国三十三所・第十六番札所は、清水寺。開創以来1200年、貴族だけでなく庶民にも開かれた寺として親しまれ、今でも観光客や修学旅行生で賑わいます。本尊は三十三年に一度開帳される秘仏のため、「清水型観音」と呼ばれる、お前立ちの十一面千手千眼観世音菩薩をお詣りすることができます。また現在は「平成の大改修」と呼ばれる改修工事が行われているため、番組では過去に撮影した映像も織り交ぜてご紹介します。
2017年7月31日 放送
西国三十三所・第十六番札所は、清水寺。開創以来1200年、貴族だけでなく庶民にも開かれた寺として親しまれ、今でも観光客や修学旅行生で賑わいます。本尊は三十三年に一度開帳される秘仏のため、「清水型観音」と呼ばれる、お前立ちの十一面千手千眼観世音菩薩をお詣りすることができます。また現在は「平成の大改修」と呼ばれる改修工事が行われているため、番組では過去に撮影した映像も織り交ぜてご紹介します。
草創1300年の歴史を誇る、西国三十三所観音巡礼。信仰を求めて、観音霊場を巡るこの旅は、江戸時代に庶民の間でも広がりをみせます。観音菩薩像の美しさは、国内だけでなく海外からも注目を集めており、現在でも御朱印帳を片手にご利益を求めて巡礼する人は多く、近年の仏像ブームも相まって、外国人も訪れる世界的な巡礼路になっています。
番組では、その三十三ヵ寺の一つ一つを、4Kで撮影した美しい映像で紹介。ご本尊の観音様はもちろん、ご住職の法話もまじえながら「慈悲の心」を伝えます。また、その寺にまつわる歴史や云われ、エピソード、見どころのほか、休憩処で食べるその土地ならではの銘菓もあわせて紹介していく紀行番組です。