どこまでも続く赤い鳥居が印象的な参道。この鳥居は、人々のあつい信仰を集めてきた証です。日本全国、約3万社を越える稲荷神社の総本宮・伏見稲荷大社。古くより「庶民の信仰の社」として「お稲荷さん」と呼ばれ、親しまれてきました。稲荷信仰の原点である稲荷山に鎮座するのは稲荷大神。農耕、五穀豊穣また、商売繁盛、衣・食・住の神さまとして信仰を集めています。京都府京都市に坐すごりやくさん、伏見稲荷大社を紹介します。
2019年12月23日 放送
どこまでも続く赤い鳥居が印象的な参道。この鳥居は、人々のあつい信仰を集めてきた証です。日本全国、約3万社を越える稲荷神社の総本宮・伏見稲荷大社。古くより「庶民の信仰の社」として「お稲荷さん」と呼ばれ、親しまれてきました。稲荷信仰の原点である稲荷山に鎮座するのは稲荷大神。農耕、五穀豊穣また、商売繁盛、衣・食・住の神さまとして信仰を集めています。京都府京都市に坐すごりやくさん、伏見稲荷大社を紹介します。
神社に参詣することで与えられる「御利益」。その多くは、その神社がなぜ造られたのかという、ご由緒に由来します。
日本人は岩や滝、巨木や陽の光など、自然の中に「神」を感じ、その土地を敬ってきました。今で言う“パワースポット”ですが、それはやがて、その地に暮らす人々の守り神として敬われ、祠や社が築かれ、これが神社の原型になったと認められます。
即ち、神社が与えてくれる「御利益」とは、遡っていけば、その土地を愛する人々の心が原点にあるとも捉えられます。
本番組は、上記の視点より、全国各地の「御利益が得られる」として有名な神社を訪ねて、その御利益に込められた心の形をひもとき、その土地の歴史、風土、特産品などを紹介する、あらたな視線の紀行番組です。