ごりやくさん

KBS京都

放送内容

第19回 宇佐神宮

2020年2月10日 放送

周防灘を望む豊前国。古代、この地は大陸から多くの文化が伝わり、仏教もそのひとつとして広がりました。そんな豊前・宇佐の地に『神と仏が結びつき発展したお宮』が宇佐神宮。全国に約44,000社ある八幡宮の総本社であり、日本三大八幡宮の一つとしても知られています。ご祭神は森の中に鎮まるのは八幡大神(はちまんおおかみ)。『国を守る神』として代々の帝から祈願を集め、神事を通じて『命の尊さ』を伝えてこられました。その優しさに溢れる御神徳は多くの庶民に広がり、八幡様として親しまれています。大分県宇佐市に坐すごりやくさん、宇佐神宮をご紹介します。

番宣

アクセス

番組概要

神社に参詣することで与えられる「御利益」。その多くは、その神社がなぜ造られたのかという、ご由緒に由来します。

日本人は岩や滝、巨木や陽の光など、自然の中に「神」を感じ、その土地を敬ってきました。今で言う“パワースポット”ですが、それはやがて、その地に暮らす人々の守り神として敬われ、祠や社が築かれ、これが神社の原型になったと認められます。

即ち、神社が与えてくれる「御利益」とは、遡っていけば、その土地を愛する人々の心が原点にあるとも捉えられます。

本番組は、上記の視点より、全国各地の「御利益が得られる」として有名な神社を訪ねて、その御利益に込められた心の形をひもとき、その土地の歴史、風土、特産品などを紹介する、あらたな視線の紀行番組です。

ナレーター

余貴美子

余 貴美子(よ きみこ)