大阪市住吉区。ここに大阪を代表する神社であり、旧官幣大社として全国的にも有名な住吉大社があります。住吉大神と神功皇后をご祭神とし、航海の神・港の神として祀られてきたこの神社には、遣唐使や遣隋使も祈りを捧げ、海を渡っていきました。やがて時が流れ、人々は次第に航海の安全から街の繁栄を願うようになり、今もお社には、「実りある暮らしが営めますように」と、日々多くの人々が訪れ、手を合わせる姿があります。 商いの都、大阪の鎮守様。大阪市住吉区に坐すごりやくさん、住吉大社をご紹介します。
2020年4月20日 放送
大阪市住吉区。ここに大阪を代表する神社であり、旧官幣大社として全国的にも有名な住吉大社があります。住吉大神と神功皇后をご祭神とし、航海の神・港の神として祀られてきたこの神社には、遣唐使や遣隋使も祈りを捧げ、海を渡っていきました。やがて時が流れ、人々は次第に航海の安全から街の繁栄を願うようになり、今もお社には、「実りある暮らしが営めますように」と、日々多くの人々が訪れ、手を合わせる姿があります。 商いの都、大阪の鎮守様。大阪市住吉区に坐すごりやくさん、住吉大社をご紹介します。
神社に参詣することで与えられる「御利益」。その多くは、その神社がなぜ造られたのかという、ご由緒に由来します。
日本人は岩や滝、巨木や陽の光など、自然の中に「神」を感じ、その土地を敬ってきました。今で言う“パワースポット”ですが、それはやがて、その地に暮らす人々の守り神として敬われ、祠や社が築かれ、これが神社の原型になったと認められます。
即ち、神社が与えてくれる「御利益」とは、遡っていけば、その土地を愛する人々の心が原点にあるとも捉えられます。
本番組は、上記の視点より、全国各地の「御利益が得られる」として有名な神社を訪ねて、その御利益に込められた心の形をひもとき、その土地の歴史、風土、特産品などを紹介する、あらたな視線の紀行番組です。