デザイン事務所兼店舗、りてん堂の代表。独立前はグラフィックデザイナーとして編集プロダクションに在籍しており、雑誌のページレイアウトを行っていた。2012年。書籍の電子化が進む過渡期だった時に活版印刷に出会う。印刷工場に出向くなど、活版印刷の可能性に興味を持っていたが、印刷工場の方から廃業することを告げられる。活版印刷機を残したい一心で、大学の教授や知り合いの出版社など、思いつく限りの場所を訪ねて京都中を奔走したが、引き取りては見つからず。最終的に印刷機を引き取ることを決意し独立。事業として展開したり展覧会を行うなど、活版印刷の魅力を伝え続けている。