こまを使ってフリースタイルにパフォーマンスをする。誰もが知るこま回しを競技として確立するため日々活動をしている。小学校のころ学童内で独自にしていたいくつかの技をクリアしていく「こま検定」によりこまに興味がわく。運動はきらいだったため室内でできるこまにハマる。小学校1年生から始めたこま検定は4年生にはすべて制覇、他の技も知りたい、やってみたいと思いネットで調べてこまの技を練習する日々。小学校6年生第一回こまの全国大会ジュニア部門に出場し優勝。優勝したことのやり切った感。中学からは全国大会の部門がジュニアでなくなり優勝できなくなった。やる場所もなくなりこまにほとんど触れなくなる。優勝できなくても年に一回の全国大会だけはなんとなくでていたがやる気が全く起きなくなった。しかし高校に上がって世界大会に興味がわく。出場していた指定された技を披露していく全国大会と違って自身の技を自由に披露していくフリースタイルな形式の世界大会。新しい形の大会に出場したいと思うようになり高校2年生の夏、上海で世界大会に初出場。ステージがとても広く、観客も大勢、世界の偉大さに圧倒される。結果は2位。敗因は触れていなかった期間もあった完全に準備不足。悔しさを感じ世界大会での優勝を目指すように。コロナでオンライン開催もありながら2023年12月にオフライン、東京での開催が決定。この大会に向けて今までで一番の準備。毎日練習一日5時間ほど練習をするほどこの大会にすべてをかける。結果は優勝。やっと手に入れた優勝。解放感もありとても嬉しかった。競技人口が少なく自分が開拓できるのが楽しい。コマを競技としてする人が増えてほしいと考える。